ハラスメント クレクレ星人から身を守るには
先日テレビで「カスハラ」という言葉をはじめて耳にした
カスタマーハラスメントの略らしい
お客さんからの理不尽なクレームや言動のことを言うのだそうだ
いろんなハラスメント用語が出てくる
セクハラ、パワハラ、モラハラ…
そもそもハラスメントというものはなぜ起こるのだろう、と考えてみた
結局は自分の抑えられない感情(例えばそれは過剰な期待であったり)を誰かに受け持ってもらうことではないだろうか
それを立場の力を利用して相手に押し付けることかなと思うに至った
ではなぜ自分の感情を自分で抑えられないのだろう
まず考えられるのは、いま感じている気持ちに対して認識していないからではないか
何かこらえきれないような不協和音がフツフツと発生していて、どうにも居心地が悪い その居心地の悪さの原因を誰かのせいにしたい
誰かのせいにすることが相手を攻撃すること、になる
これがハラスメントと呼ばれる行為な気がしている
攻撃された相手はもちろん気分が良くないどころか、何か自分の心をかき乱されるような被害者的な感覚を持つ
無理もない 境界線を踏み越えて入ってくる来訪者は歓迎されない「招かれざる客」なのだから それにも増してさらに「私のこの気持ちどうにかしてよ」などと要求されたら怒りだって湧いてくるだろう
では、こういう状況に陥った場合、どのように対処したら良いのだろう
最終的にできることは「自分で自分を護るしかない」のではないか
そのためには、相手に自分が嫌だと思っていることを伝えること
嫌だと思っていることを相手は知らない
状況的にむずかしい場合も多々あるだろう
その場の空気が悪くなることだってあり得るし、逆にさらに怒ってくるかもしれない
それはそれは怖い
そんな時は逃げ出したっていい
誰かに助けを求めるのもありだと思う
第一優先は、自分の気持ち
侵入されて不快感を感じている
そのことにまずは自分で気がつくことから