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〝探究〟って最近よく聞くけど、いったいなにをすることなの?

高校の新学習要領のキーワードに〝探究〟があります。
 
一口に探究といっても、探究とはなんなのか? ということには様々な解釈があると思います。
 
私は、探究とは、〝正解を出すことではなく、問いを立てる力を鍛えること〟であると思います。
これはアインシュタインの名言から、着想を得ています。

大学教育の価値とは、事実を学ぶことではない。自分の頭で考えられるよう知性を鍛えることだ。

さすが稀代の天才、学習の本質を知っていたといえます。
 
未来が不確定な時代では、正解を出す勉強だけでは、太刀打ちできなくなってしまいました(そもそも正解がない問題というのもあります)。
 
そこでは、正しい答えを出すことより、自分独自の問いを立てることの方が重要になっています。
 
しかし、問いを立てることには、不安がつきまといます。
立てた問いの先に、答えがあるかどうか分からないからです。
 
自分が立てた問いは適切なのか?
 
適切に立てられていなかったなら、意味がないのではないか?
 
意味のない問いに向かうくらいなら、もっと他のことに時間を使った方が良いのではないか?
 
など、正解の見えない問いを立てるのは、とても不安です。
 
でも、一つ確かなことは、必ず未来が答えを出してくれるということです。
時間が経てば、どんな問いにも答えが出ます。

少しした未来には、答えが分かるわけです。

であるならば、問いを立て、出てきた答えを検証し、再度問いを立て、また検証していけば良いわけです。
(効果検証のサイクルであるともいえます)
 
まずは、〝事象を知りたい、学びを深めたい〟ということが大切です。
 
私もいろんな問いを立て、探究力を深めていきたいです。

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