見出し画像

社会の人になった私

1週間ぶりですこんばんは。
仕事帰り、ふと書きたくなったのでまた語彙力皆無の私が頑張って書いてみました。目を細めて読んで頂けると嬉しいです。


つい先日、友人3人と呑みに行く機会があった。
美容専門時代の友人で、学生時代は嫌でも毎日学校で会ってたし、よく放課後大きな学生鞄を背負って呑みに行ったりもした。そんな私たちも社会人(美容師)になってからは仕事が第1で集まるなんて1度もなかったから、久々の集まりは想像以上にテンションが上がった。

当日仕事が終わるのが遅くなった私は、遅れて居酒屋へ向かった。案内された席に座って待っていてくれた友人の顔を見た瞬間、安心感と共に少し彼女たちが大人に見えた。
仕事でボロボロになった手、派手になった髪色、あんなに吸わないと言っていた煙草が置かれたテーブル。何も言わずとも分かる社会へのストレスに複雑な気持ちになる私。
まだ変わらず可愛いお酒を頼む友人に少し安心する横で、生ビール・日本酒を頼む私におじさんじゃんと言って笑われる。そんな事ないよ笑と返す私だけれど、何も戸惑いなく一杯目から頼む私自身を客観視してどこか悲しくなった。お酒と煙草には溺れないと思っていたけれど、お酒に頼り始めていることに気づいた。

店を出たのは23時、そこからカラオケに誘ってくる友人は満更でもない顔をしているが、きっとこの話さないでも分かる疲れた私の顔を見ての慰めの誘いだったのかもしれない。
ソフトドリンクを手にして、次から次へ曲を入れては喉を潰して歌う。時刻は2時を指した辺りで店を出る。ガスガスの声で「私さ、なんか最近ずっと寂しいねんな。どこか孤独を感じるというか。」と友人に言うと、「お酒、煙草、男に溺れる私の方が寂しいよ」とボソッと捨てる言葉。

早く大人になりたいと言い合っていたのはいつだろうか。学生に戻りたいなんて耳が痛くなるほど大人に言われ続けたが、ようやくその言葉が今身に沁みる。

数ヶ月の社会人で学んだ事。
社会に出て自分のちっぽけさ、未熟さを痛感させられた事。
そしてあの憧れていた大人は所詮歳を重ねた子供だという事。
      捻くれてんなきっと。

終わりなき社会人の幕開けに複雑な心境だけど、とりあえず明日は休みだという幸せに浸って今日は寝ることにしよう。
どう終わればいいか分からなくなってきたのでこの辺で。おやすみ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?