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国道365号 歴史ある北国街道     滋賀県境の栃ノ木峠(南越前町) vol.111

こんにちはKurochanです✨
滋賀県境に位置する栃ノ木峠は
おととし8月の記録的な大雨で土砂崩れや道路損壊があり道路が通行止めとなっていました。
今年4月26日から復旧し、通行止めが解除されて
南越前町と滋賀県長浜市を結んでいます。


栃ノ木峠(とちのきとうげ)は標高537m

南条郡南越前町板取(いたどり)と
滋賀県長浜市余呉町中河内(なかのかわち)に
隣接しています。

昔の越前と近江の国境にあたる場所です。
北国街道と呼ばれており、交通の要衝でした。
現在でも北陸と関西を結ぶ重要な道路です。

かつて付近にトチノキが群生していたのが
名称の由来です。

この峠には令和元年(2019)まで
樹齢約500年といわれる
トチノキの大木がありましたが、
今は枯れてしまい姿を見ることが出来なくなってしまいました。

麓の板取宿(現:南越前町板取)は
この北国街道を通じて中世から近世にかけて
人と物の交流が盛んで、
宿場町が繁盛したそうです。

この峠の滋賀県側には
余呉高原スキー場があります。

さらにすぐそばの山かげには石碑があり
なんと大阪、京都、滋賀を流れる
淀川の源流にあたる場所だそうです。


●栃ノ木峠

福井県南条郡南越前町板取  滋賀県長浜市余呉町中河内

[出典]http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=d7Y0381713837850ff&key=%B8%A9

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