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2025年はこれが来る

2025年問題は、さまざまな分野で取り上げられることが多くなりました。

そこで、今回は、2025年に起きる主要な問題3つを取り上げ、それが投資とどのように関係してくるのかを解説していきます。

まずは、1つ目。
後継者不足による廃業増加

2025年は、事業継承問題が加速すると懸念されています。特に中小企業では後継者不足が深刻で、廃業が相次ぐことが予測されます。これにより、地域経済や産業そのものの衰退が危惧されているのです。

これを別の視点で考えてみると、後継者のいない中小企業を買収する大手企業も増えてくるでしょう。例えば、ネジやボルトなどの部品を製造している町工場などは、後継者がいないという問題が多発しています。ただ、ネジやボルトなどは、何かモノを造る際は必ず必要になってくるもの。つまり、需要はあるけど後継者問題により廃業する恐れがあるということ。これを大手企業が買収することは珍しくありません。

そうすると、ネジやボルトの制作から商品の制作まで、全て一つの会社でできるということになります。そうなると、その企業が成長していくという流れは必然的。つまり、そういった企業にいち早く目をつけ、投資することで大きな利益を狙える可能性は十分にあり得ます。

次に2つ目。
医療・介護体制の不足

2025年は、高齢者人口の増加に伴い、医療機関や介護施設の需要が急増しますが、現在の施設数や人員数では対応が困難です。

都市部と過疎地両方で、医療機関や介護施設の不足が顕著であり、サービス提供が困難になるケースが増加します。都市部では人口密度が高いため、医療機関の受け入れ容量を超える患者が発生し、過剰な負荷がかかります。

そもため、医療・介護現場では、ICT技術やロボットの導入による作業の効率化と負担軽減や、地域包括ケアシステムの強化などの課題を抱えています。

つまり、今後の医療現場は、ICT技術やロボットの導入が当たり前になってくるということ。これは、前々から話題になっていましたが、これからのICT技術やロボットの導入はさらに加速していくと考えられます。

そのため、それらの技術開発に投資している人も多く存在します。

最後に3つ目。
IT、通信業界の人員不足

2025年問題において最も重要な問題。各業界では人手不足を解消するため、よりさまざまな業務を自動化・DX化する技術が求められるでしょう。そのため、IT、通信業界はさらなる成長を見込める反面、そこで働く人が不足しているという問題も発生しています。また、この問題の難しい点は、高度な技術が必要なため、そういった人材を確保することが非常に困難という点。

また、より効率的に業務を行うためのツールに需要があり、IT、通信業界においては市場競争が激化する可能性があります。逆にいえばIT・通信業界では、見方によって、ビジネスチャンスと捉えることもできるでしょう。

そのため、IT業界に投資するということで大きな利益を狙える可能性は十分にあります。

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