【読後感想】ただの習慣化の本ではなく、書くモチベーションを見つけた本 「書く習慣」いしかわ ゆき

読書中から、わかる!そうそう!と共感が多い。
まだ読み終わってないけど備忘録かねて書き始めちゃおう。

まずこの本を読もうと思った理由から。
去年からコーチングを受けるようになって
「自分」のことを見つめる中で「書きたい」という気持ちが大きくなった。
とはいえ、どんなことを書けばいいのかわからない。
そんな時に見つけた本だ。

書きたいという気持ちを忘れないために日々、書きたい。
じゃあどうする?
「書く習慣」をつける。
私のやりたいことにぴったりなタイトル!
って感じだ。

書く習慣
いしかわ ゆき

ざっくりというと毎日、日記を発信していた人の体験談。
そこから何を吸収できるかと言うと、書き続けるコツ、発信する勇気、自分の気持ちを大切にすること。

1人で書き続けるのが難しいと思ってた。
今までも何度もスケジュール帳やバレットジャーナルなんかをやってきた。
でも、頑張っても3ヶ月。
何を書きたいのか、何をしたらいいのかわからなくなってしまう。
そして忙しいとかなんか理由をつけて辞めてしまう。それをもう何年も繰り返してた。
今年は育休も取るし、手帳部的なものに参加して手帳を続けるのもいいなぁなんて思ったけど、年始が最繁忙な私には無理で、気づいたら募集ご終わってた。。。

書きたいけど、手帳的なのは続かない、でも書きたい!
そんな時にこの本で著者は昔からブログなどで日記を発信して、コメントをもらい、仲間が出来た話を読んで、これだ!と思った。
別に一緒に書かなくてもいいんだ。個人的な日記を発信してもいいんだ。となんだかストンと腑に落ちた。
そして世の中には「個人的な日記」は有象無象にネットの社会にあることに気が付いた。
(もともとあることを知っていたのに、自分事になった、自分も同じことができることに気が付いた感じ)

そして書き続けるために私が実践したいと思ったこと
・すぐ書ける状態にしておくこと
=私的にはnoteをスマホ、PCに入れていつでもアクセスできるようにする
・思ったままに書く
=人に公開するからとかしこまらない。そのまま、普段通り、感じたままで書いて公開すること。
・公開する側の勇気をもつ
=書いたものの評価を自分でしない。
著書ではライターとして書き続けるコツもあったけど、そこはあまり私には響かず。


今までは紙とペン、場所、時間を確保しないと書けなかった。
すぐに書けるようにデジタル(メモ・日記アプリ)にしてみてどうもしっくりこなかった。

それがnoteにとりあえず書いて、公開する。
すると誰かが見てくれる。
また書こうと思う。←新たな発見!!!

個人的な思いを「仲間(見てくれる誰かがいる)」ということがこんなにも嬉しいことだと分かった。
意外にも「公開する」ということが大きなポイントだった。

ブロガーやライターの世界だと無意識に自分とは違う世界としていた。
そこに今年飛び込んだのは大きな挑戦だった。
誰でもない自分のうまくもない文章だけど、それを誰かが読んでくれる。
誰かが読んでくれるから続けられる。

今思うと、手帳部的なものに参加しなくてよかったな。
内向型の私は一人で作成したいという気持ちが大きい。
「一緒にやる」ではなく「一人でやったものを誰かが見る」という構図がとてもしっくりくる。
「一緒にやる」はプレッシャーやペースが乱れる、その場でシェアなんて恥ずかしくてできない。
不特定多数の誰かが勝手に見てくれるくらいがちょうどいい!


おわりに

書き続けるには紙やペン、時間、場所を決めて習慣化しましょう的な本は世の中にたくさんある。
手帳のノウハウ本や習慣化の本にありがちな内容ではないのがよかった。
著者は元来書く人で、本当に日々の中に「書く」が浸透しているなと思う。

一方で自分は「書く」ことにハードルを感じていた。
でも「書く」×「公開」=「読まれる」がセットになるとき「書く」のモチベーションが上がるということが分かった。
その上で著者のいう「書く」の心構えの部分(思ったままに書く、いつでも書くなど)が刺さった。

まだ定期的に習慣として書いているかといわれると違うけど、これからも「書く」ことを辞めずにいたいと思った本でした。

ぜひこの本を読んであなたなりの「書く」モチベーションを探してみては?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?