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仕事に熱かった人②_230929_#84

昨日の続きで、仕事でお世話になった人の話し。

□まだ、仕事が何なのかもわからず、

私がある職場の御用聞きレベルだった頃。

そこの管理者さんは、ガンガン引っ張っていくタイプ。

少し誤ったりした事があれば、その下の担当の方を、徹底的にとうとうとまずかった状態を指導される。

そのうち、怒っている自分の発言でエスカレートしてくるぐらい、ヒートアップする事も。

正直、下の方も震え上がっているケースもありました。

それぐらい、リーダーシップを持っておられ、自分の職場には熱い方だったと思います。

でも、面白いことに、その人の部下の間ではその人を、『〇〇ちゃん』 (名字にちゃん付け)と呼んでいました。

「〇〇ちゃん、最近機嫌がええねん、」
みたいに、親近感があって。

そういえばよその部署からも、「〇〇ちゃん、今日おる?」みたいに云われてましたね。

ニックネームみたいな感じですかね。

周囲はその人の仕事のスタイルもわかっていて、親しみを込めて呼ばれていた気がします。


□その職場は、新製品が多数出てきていたので、

色々とやることも多くハードだったんですが、お陰で、何を必要とされているのかがだんだんと見えてくる様になりました。

今振り返ればよく、わかるのですが。

品質を維持するには、作業性は妥協出来ない。

人不足の中、どこもそうかもしれませんが、海外の方や派遣でこられている方など、様々な人が働かれている職場で、品質を維持するのは簡単でない。

なのでとにかく、改善すべきところは上流へ要求し、対応出来ないところは、間に入る私で対策検討し対応でした。

だんだん慣れてくると、ニーズに合う様な対応が出来ることもありました。

秒単位でモノが流れるため、ニーズに合わないと判断された道具は、準備しても使ってもらえないのですが、何回かに1回は、ずーっと使ってもらえそうなモノを作ることが出来、役に立ったと嬉しかった事。


□ある時、その職場の忘年会があり、

誘われて事務所から私だけが行く事に。

20人ぐらいいる所へ行くので緊張はしましたが、すぐに解けることに。

仕事とは切り分け、その管理者を中心に和気あいあいとした飲み会は、とても楽しかったです。

仕事の雰囲気とはまた違い、上下関係なく喋る。

当たり前かもしれませんが、仕事の面しか知らなかった私は、その職場と管理者の異なる面を見ることが出来、納得した気分になりました。

こういう場があるから、仕事では色々と嫌なことでもなんだかんだ言いながらでも対応ができる。

そんな風に感じました。

キャラクターといい、まとめるチカラといい、
その人は自分の中では、別格の存在となりました。

しょっちゅう無茶?を云われたのですが、その分答えようと言う気になり、成長出来た気がします。


〈今日の気づき〉
・仕事場だけではわからず、飲み会の雰囲気を
 見ることで、そこを纏められている人の
 人柄がわかり、熱い情熱も見えてくる。

 上に立つ人には、それなりの理由がある。


最後まで、お読みいただき
ありがとうございます。
明日も
みなさんにとって
大切な1日となりますように!!




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