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とろみちゃんのサラサラとドロっと_230826_#50

今日は病院で、食事を管理されている人と情報共有。

□父の退院前の病院では最後となる面会に行った。

その時間に合わせていただき、食事の『とろみ』について、私に情報を展開してくれるという。

高齢になると、サラサラのものを飲むのが大変でムセテしまい最悪の状態となると、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうのだという。

高齢でない私は理解がしにくいのだが、喉の機能がうまく使えないということだろうか?

とにかく行くと、紙コップに水が入っており、それに、トロミを引き起こす粉を入れ、数分混ぜるのを見せてくれる。

そうすると、少しシャバシャバ感がでている。

そして粉をもう少し足して混ぜたものも、比較用として見せてもらう。

それは、ゼリーが少し緩くなった感じで、ドロっとしている。
 
父親には、シャバシャバではなくこのドロっとした状態が、ムセずに飲みやすいのだと云う。

それを実際に見せて教えてくれた。

少し前から聞いていたのだが、これは少し想像外のトロミだった。

□今まで飲みやすいと思っていた

液体状態が飲みにくく、反対にドロっとしていて飲みにくいと思える方が、ある状態の高齢者には飲みやすいのだと云う。

そのとろみを引き起こす粉にも種類があり、
介護用として販売されているものと、
市販の料理用として販売されているものがある。

私が昔使っていた料理用は、片栗粉が元の成分だが、介護用の方で販売されているのは、片栗粉ではないモノ。

父親には、片栗粉の方は合わないらしく、唾液との関係か、それでトロミをつけていても、その料理は最後の方では、シャバシャバ状態になってしまうのだと云う。

(昔テレビで、八宝菜を食べると人により食事の最後の方で、シャバシャバになる人とならない人がいるという話しを、やっていたのを思いだした)

なので先行準備として、せっかく買っていた片栗粉系のモノは使えず、介護用を本日買い直した。


知らないことダラケですが、その道のプロに色んな事を教えてもらい感謝!

〈今回の気づき〉
・サラサラが飲みやすいとは限らない。
 ドロっとしたものの方が飲みやすい人もいる。
 一度頭の中の固定観念をデリートし、
 人によっては全く異なる状況に
 置かれている事を改めて認識してみる。


最後まで、お読みいただきありがとうございます。
明日もみなさんとって大切な1日となりますように!!


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