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第19回目 ベンチャー企業の実態

今回はベンチャー企業のリアルについてお伝えしていきます。

昨今ではスタートアップ企業の転職の当たり前になって来ていると思いますが大手からベンチャーに転職を検討している人もいるのではないでしょうか?

私も大手からベンチャー企業に転職した1人ですのでその実態や環境についてまとめましたので是非とも転職検討中の方はリアルな情報として参考にして下さい。

ベンチャーで見るべきこと


ベンチャー企業を見極める時のポイントが一つだけです。

代表の考えに共感できるかどうか

これに尽きると思います。

特に100名以下の規模感になって来ますので良くも悪くも代表と直接関わることも出て来ます。

当然ながら立場が違うので考えることや責任も大きく異なる中で近い距離だからこそビジョンや方向性に共感できないと苦痛になってしまう可能性が高いです。

もちろん人柄や人間性で見極めることも大事になります。

直感的な違和感を少しでも感じたら少し立ち止まってみても良いかもしれないですね。

必ず面接やオファー面談時にも代表の思考性や目指すべき方向性が自分のWILLと重なり合っているものかどうか見極める判断軸として持っていくべきでしょう。

メリット


ベンチャー企業での1番のメリットは
スピード感と裁量権

よく大企業で聞く年功序列型の社風はないので実力次第でどんどん上にあがっていけますし仕事の裁量権を持つこともできるでしょう。

つまりは『稼ぐ能力』が身につきやすい環境です。

稼ぐ環境とは『営業』『フルコミ』など手段は多くありますが転職市場でも大事なポータブルスキルと言われる汎用性のあるスキルが身に付く環境です。

例えばですが、『マネジメント』『課題発見』『提案力』などどの会社に行っても必要な能力が身につくのがベンチャーという環境です。

また、給料に関して良くも悪くも実力主義的な風土が強いのもベンチャー企業の特徴です。

スタートの給料は低くとも1年で年収100〜200万上がることも平気であります。

また、会社幹部や独立を目指す人が集まりやすい傾向にもありますので周りの社員から良い影響も受けやすいことも特徴として挙げられます。

デメリット


ずばり環境が整ってないことです

もし権利や体制に対して文句を言ったことある経験があればベンチャーはお勧めしません。

というにも成長段階にあるのがベンチャー企業の特徴なので『評価制度が不透明』『残業時間が多い』『マニュアルがない』なんてことは珍しくありません。

また、組織体制が整いきってない場合もあります。

仕事の領域に制限がなくマルチタスクになる可能性も大いにあるので仕事量が多いこともデメリットの一つと言えるでしょう。その分成長という果実は得られますが苦労も多いと思います。


ベンチャーに合う人

合う人の特徴として

・自ら動ける人
・課題に対して打席に立てる人
・作る側に回りたい人
・経営の疑似体験をしたい人
・将来独立を考えている人
・マネジメント側に回りたい人
・優先順位として成長が高い人

これらの人は合っていると言えるでしょう。

ただ、環境に期待しすぎることは非常に危険でもあり一定のリスクもありますので良いところばかり見ることなく本当にその環境が自分に為になるかどうかの見極めをしっかりしておくべきでしょう。

ベンチャー企業へ転職する時の注意点


最後にベンチャーへ転職する際の注意点をお伝えします。

それは期待のする対象を間違えないことです。

はっきり言ってベンチャー企業は小さい船です。
ひとたび大波がきたら一瞬で飲み込まれる可能性も十分にあります。

その分、波が来た時に耐えうる胆力や責任や成長もたくさん得られるものがあるでしょう。

なので小さいに船には期待しない方がいいです。

期待すべきはその船を大きくし仲間を増やし前進する当事者になれる自分に期待して下さい。

大きい船から小さいに船に乗り換えただけではデメリットしかありません

ただ、大きい船にただ乗っていた人生から小さい船に行き操縦する側に回ることで見えることもあります。

例えるならば
『船の構造』→組織体制
『舵の取り方』→マネジメント
『仲間集め』→採用
『次に行く島を決める』→ビジョン共有

これらの得たいと心から思えばいい環境でしょう。

ただ、何度も言いますがメリットとデメリットをしっかり考え本当に得たいものが明確にある状態で初めて小さな船に乗る意味があると思いますのでよく考えた上で判断してみて下さい!!

もし転職で悩んでいることがあればコメントくださるとその内容に沿った記事を書きますのでお気軽にご連絡ください。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
転職検討の参考にしてみて下さい!!



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