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いつき#令和版百人一首 恋の巻【他の部】に参加します。


『季語など専門的な事柄は度外視します』


という、懐の深い企画趣旨に勇気をいただき、

わたくしいつき、
三羽 烏さんの企画 令和版百人一首 恋の巻【夏の部】【秋の部】【冬の部】に続き、ファイナル【他の部】にも参加させていただきます⇩


三羽さん、よろしくお願いしますm(__)m


あげるよと

渡してくれた

あのペンは

今もわたしの

こころの中に


幼馴染の男の子に、恋とも呼べない様な 幼い“恋” をしていた。

ある日、色付きのペンを切らした自分に、彼がペンを渡してくれた。

瑞々しい、綺麗な青色の線が引けるペン。

その鮮やかな青と、書き心地を今も良く覚えている。


『そのペン、書きやすくて気に入ってるんだ。あげるよ。』


その頃にはもう、彼に恋心らしきものを抱いていたから、
その時貰ったペンを使ったのはその時の一度きり。

宝物として、机の引き出しに仕舞い込んだ。

そして、同じペンをこっそり買って学校では使っていた。

結局、彼とは何もないまま。

進路も分かれ、住む土地も離れ疎遠になってしまった。

恋に恋をしていたあの頃。
恋は恋のまま。

不安も悲しみも、何もネガティブな気持ちを自分に与えること無く
自然消滅した幼い恋心は、今ではただただ、微笑ましい青い思い出。


恋といえば、彼と、そのペンを思い浮かべる。


渡してくれたあのペンは、今も私の心の中に。


最後の『他の部』は、自分のリアル恋の思い出を詠んでみましたσ(*´∀`照)


季語が無くても良いからこそ、自由に詠めた句だと思います。


三羽さん、楽しかったです。
ありがとうございました!


お読みいただきありがとうございました!


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