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いつき#令和版百人一首 恋の巻【他の部】に参加します。
『季語など専門的な事柄は度外視します』
という、懐の深い企画趣旨に勇気をいただき、
わたくしいつき、
三羽 烏さんの企画 令和版百人一首 恋の巻【夏の部】【秋の部】【冬の部】に続き、ファイナル【他の部】にも参加させていただきます⇩
三羽さん、よろしくお願いしますm(__)m
![](https://assets.st-note.com/img/1722159521074-YPbvKLzxeG.png)
あげるよと
渡してくれた
あのペンは
今もわたしの
こころの中に
![](https://assets.st-note.com/img/1722159521039-R3jSCfMHfs.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1722171946660-l7wlL8MCPM.png)
幼馴染の男の子に、恋とも呼べない様な 幼い“恋” をしていた。
ある日、色付きのペンを切らした自分に、彼がペンを渡してくれた。
瑞々しい、綺麗な青色の線が引けるペン。
その鮮やかな青と、書き心地を今も良く覚えている。
『そのペン、書きやすくて気に入ってるんだ。あげるよ。』
その頃にはもう、彼に恋心らしきものを抱いていたから、
その時貰ったペンを使ったのはその時の一度きり。
宝物として、机の引き出しに仕舞い込んだ。
そして、同じペンをこっそり買って学校では使っていた。
結局、彼とは何もないまま。
進路も分かれ、住む土地も離れ疎遠になってしまった。
恋に恋をしていたあの頃。
恋は恋のまま。
不安も悲しみも、何もネガティブな気持ちを自分に与えること無く
自然消滅した幼い恋心は、今ではただただ、微笑ましい青い思い出。
恋といえば、彼と、そのペンを思い浮かべる。
渡してくれたあのペンは、今も私の心の中に。
![](https://assets.st-note.com/img/1722171964954-zx0TZ5jFhQ.png)
最後の『他の部』は、自分のリアル恋の思い出を詠んでみましたσ(*´∀`照)
季語が無くても良いからこそ、自由に詠めた句だと思います。
三羽さん、楽しかったです。
ありがとうございました!
![](https://assets.st-note.com/img/1722170939004-x8cUYywfYt.png)
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