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台所の生ゴミのポリバケツ理論。プラス思考で成功できる人とできない人がいる理由を説明
私が自分で考えました。
よく、自己啓発セミナーへいくと、ネガティブ禁止令を出されますよね。あなたの潜在意識をプラス思考で上書きしなさいと教わります。
それで人生がうまくいった人もいます。その人にとってはそれが正解です。
しかし、現象を観察していると、現実にはそれで成功できた人って、せいぜい1割か2割ではないでしょうか。
なぜそうなのか?
ネガティブ禁止令を出されて、
臭いものにはフタ!
で、自分の中のネガティブな感情をないことにしようとしますよね。
でも、あるものはあるんです。
台所に生ゴミを入れるポリバケツがありますよね。フタをしたまま中身を見ないで放置したらどうなりますか。
もう、生ゴミの腐敗がしっかり進んで強烈な腐敗臭を放ってたいへんなことになります。
上の図をご覧ください。
よく用いられる氷山の図ですよね。
顕在意識は水面の上に出ている氷山の一角であり、
水面下の潜在意識のほうが大きい。
人生を決めるのは潜在意識である。
だから、潜在意識をプラス思考で上書きしましょう、と教わりますよね。
たしかに、潜在意識の表層はプラス思考で上書きできるかもしれません。
しかし、臭いものにはフタ!をして、あるものをないことにしようとしても、あるものはあるんです。
ですから、潜在意識の奥底では、
台所の生ゴミがポリバケツの中で熟成されていくように、
ネガティブな本音が潜在意識の中で熟成されていきます。
本音を抑圧してはいけません。
これが、プラス思考で成功できた人とできなかった人がいる理由です。
では、どうすればいいのか?
禅宗では、瞑想を勧めているそうです。
瞑想している最中に、次々と雑念が浮かびます。
「ああ、また瞑想中に雑念が浮かんじゃった!私ってダメじゃないか!頑張って雑念を追い払わなきゃ!」
と、無理に雑念を追い払おうとしても、失敗します。
雑念が浮かんだら浮かんだらで、その存在を否定しない。
自分の心の状態を、ただ、ありのまま見つめるそうです。
私は、知識として知っているだけで、
じゃあ、それを実践できるのかといえば、できませんが。
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