「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」のネタバレ,あらすじ,感想を詳しく紹介
書籍「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」:あらすじ、ネタバレ、感想
イギリスのベストセラー小説を映画化!
イギリスの作家レイチェル・ジョイスによる小説「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」を、「アイリス」のオスカー俳優ジム・ブロードベント主演で映画化した感動作「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」。2024年6月7日に日本公開されました。
定年退職した男の、800キロの旅
定年退職し、妻モーリーンと平穏な日々を過ごしていたハロルド・フライのもとに、北の果てから思いがけない手紙が届きます。差出人はかつてビール工場で一緒に働いていた同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。
近所のポストから返事を出そうと家を出たハロルドでしたが、途中で考えを変え、800キロ離れた場所にいるクイーニーのもとを目指してそのまま手ぶらで歩き始めるのです。ハロルドには、クイーニーにどうしても会って伝えたい、ある思いがあったのです。
妻の葛藤と変化
ハロルドの思わぬ行動によって、妻モーリーンもまた変化を余儀なくされます。最初は夫の無謀な旅を心配し、止めようとするモーリーンでしたが、次第に彼の決意を理解し、応援するようになります。
旅を通して見えてくるもの
ハロルドの旅は、単なるクイーニーへの想い伝えるだけの旅ではありませんでした。旅を通して、ハロルドは自分の人生を振り返り、大切なものに気づいていきます。また、出会う人々との交流を通して、人間としての温かさや優しさに触れていきます。
ネタバレ
ハロルドとクイーニーの過去
ハロルドとクイーニーは、かつてビール工場で働いていた同僚でした。2人は互いに惹かれ合っていましたが、ハロルドは別の女性と結婚してしまいます。その後、2人は会うことなく過ごしていましたが、クイーニーはハロルドへの想いをずっと抱き続けていました。
ハロルドの決意
ハロルドは、クイーニーに会うことで、自分が彼女にどれだけ愛されていたのかを伝え、そして彼女への想いを改めて伝えたいと思っていました。
旅の結末
ハロルドは800キロの旅を経て、ようやくクイーニーに会うことができました。2人は心ゆくまで語り合い、互いの想いを確かめ合います。そして、クイーニーはハロルドの腕の中で静かに息を引き取りました。
感想
「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」は、人生の大切なことに気づかせてくれる感動作です。老若男女問わず楽しめる作品なので、ぜひ劇場でご覧ください。
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