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まるちゃんに電話する

今日の夜、そろそろ会いたいなあと思ってまるちゃんに電話をしました。
まるちゃんは、前の職場で一緒だったパートさんです。
もう、70歳すぎのおばあちゃん(確か今年で74歳)。

まるちゃんは65歳まで、約10年スーパーのレジ店員をしていたそうです。
それで5年くらい仕事のない生活をして、「そろそろ飽きた」
と思って仕事を探していたところ、近所の人から今の職場を紹介されたそうです。最初は、清掃員の話だったのが、面接に行ってみたら「調理補助」の仕事をしないかと提案されて、そのまま引き受けたそうです。

まるちゃんはよく、「働かせてもらえて、お金までもらえて、こんなありがてえことはないよ」と言っていました。
配膳準備(おぼんにお箸とか皿を並べる)の時は、膝を曲げることを意識してるそうで、「いいスクワットになるんだよ」と言っていました。
14時半に来ればいいところを、14時前には来て準備している・・。
まるちゃんは、もう、「労働者の鏡」でした。
そんなまるちゃんの存在は私にとって、とても励みになりました。
「疲れたとか、言ってられん!」

まるちゃんは、それまで遅番でしたが、最近早番デビューしたそうです。
早番って、遅番とは業務内容がまた違うし、結構大変です。
着実に進歩し、新しいことにチャレンジしているまるちゃんはやっぱりすごいと思いました。

今度、焼き肉かしゃぶしゃぶの食べ放題に一緒に行くことになりました。
「70歳すぎたら、1人前食べるのでも精一杯」というのが、私の勝手な70歳のイメージでした。
でも、そうじゃなかった。まるちゃんの食欲と胃袋に衝撃を受けました。
お肉をたくさん食べながら、どんな近況報告が聴けるか楽しみです。


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