どんなことを感じるのも自由だよ
最近、雨が多かったのだが、昨日と今日は晴れている。
キレイな青空に、いろんな形をした雲がプカプカと浮いている。
天気のよさと比例して気温もグングン上昇し、30度近い温度をたたきだした。
ただ、風が吹いているおかげで、歩いて買い物行っても噴き出すほどの汗はでず、じんわりと滲むぐらいだ。
歩きながら考える。わたしは何を見ているのだろう、と。
わたしの目の前に広がる景色は、少しづつ、それでもいつも移り変わっているのに、わたしが見て感じる景色は、いつも変わらない気さえしている。
さっきすれ違った人は、これから家族のために美味しい晩ご飯をつくるのだろう。
あそこでキャッキャと笑っている子どもたちは、友だちとめいいっぱい遊んでお家に帰り、家族団らんのときを笑って過ごすのだろう。
工事現場で働いているおっちゃんたちは、汗を流してがんばって働いた自分をねぎらうために、同僚と美味しいお酒を飲みに行く人もいるかもしれない。
歩いて目に映る景色はどんどん変わっていくのに、まるでわたしだけがそこに止まってて前にすすんでいない感じがする。
ネガティブさを感じるとき、まるでそれがわたしの全部のような気がして苦しくなってしまう。
今日という日のほんの一部のできごとなのにね。
わたしという人間は、マイナスな感情にどうやら引っ張られやすいようだ。いまはこんな気分。でもあと1時間もしたらまた別のわたしが顔をのぞかせる。
家族団らんで、笑っているわたしだ。
自分を受け入れるって、ときにはしんどくて苦しかったりもするんだね。思考のクセだからそれは何度も何度もやってきて、そのたび何度も何度も修正していく。
どんなことを感じるのも自由だよ。
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