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マスク姿に課しているもの

コロナウイルスが蔓延し、
今や日常的に付けることが当たり前となったマスク。
学校や職場の仲間の顔ですら、マスクを外した姿は、なかなか見ることがない。
飲食の時たまたま見かけて、おっ、こんな顔なのか、と思う日々である。

マスクをすることに特に不便はない。
むしろ、鼻歌が聞こえにくかったり、説教中に変顔をすることができたり、自分の表情や化粧を気にせずに済むため、むしろマスクは考えすぎる人にとって、心の余裕となる良い道具だと思う。
ただ、肌荒れや積もるマスク代、夏は暑いこと、マスクをつけ忘れた時の小さな罪悪感、など多少のストレスはある。

このマスク生活が続き、一つ気づいたことがある。
皆さんも思ったことがあると思う、よく議題に上がる話だ。

マスクの下の顔、思ってたのと全然違う………!

そう、これこそが1番の問題なのだ。
初対面の時に自分も思うだろう、がっかりされたらどうしよう、などと。
だが一つ気づいたことがある。
割と、思った通りというか、そこまで何も思わない人もいるのだ。マスクを外しても違和感がない、がっかりすることもない人がいる。
その2種類の違いを自分なりに考えてみた。
それは
自分がその人に興味があるかないか。
の違いだということに気づいた。

ちょっと、可愛いなと思った人だったり、
この人に似てんなーって思う人だったり、
マスクの上?(目とかの部分)が綺麗であればあるほど
そのギャップがこの現象を生み出しているのだと気づいた。
人は相手に興味があれば無意識のうちに顔を想像し、
勝手にがっかりしているのだ。
なんて傲慢なのだろう。
そう思われた相手はたまったもんじゃない。w
反対に興味があまりない人は想像すらしてないために、マスクの下の顔をすんなりと受け入れられるのである。

マスク姿で興味をそそっても、
あまり勝手に舞い上がらないように。
本当に大事なのはマスク姿でも、マスクの下でもなく、そのもっと下の方にある
『心』なのだから…
勝手にがっかりしないように気をつけようと思う。
そろそろ終わらないかな…このマスク生活…

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