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「頑張る」とは

頑張る。

この言葉と大人になって改めて対峙してみるとその意味がわからなくなる。
調べると、[忍耐して、努力し通す。気張る。]
と出てくる。
なんだかやんわりしていてよくわからない。 

自分で頑張る!という事は簡単に言えるが、
いつの日からか人に頑張って!ということがタブーのように思えてきた。
学生時代は部活などでたくさんかけてきた言葉たちだというのに。
頑張ってる人に頑張ってというのは失礼。
というどこかで何度も見たような台詞が自分の根底に根付いてしまっている。

最近資格を取得するために大人になって久々に勉強という勉強をした。
休みの日も勉強、仕事の休憩時間も勉強、と、頑張っていた‘つもり’でいた。
資格取得には落ちた。それどころか合格点に遠く及ばなかった。何故か自分なりに考えてみたところ、
勉強をする。という事が目標となり、少しも内容は頭に入っていなかった。
頑張っていたつもりではいたが、
それは勉強を頑張るだけであって、取得に向け本気で頑張ることとは全く意味が違っていた。

難しい。
頑張ることのベクトルと難しさを改めて実感した。
怠け者が過ぎる私は行動し始めることに全労力を費やしてしまう。
筋トレやスポーツなど、やればやるほど成長するものは頑張りやすい。やれば結果がついてくる。
しかし勉強はとなると頭に入っていなければその行動は無意味に近い。
あの頑張っていたようで頑張れていなかった日々は…
また取得に向け、今度はちゃんと頑張れたらと思う。

改めて、大人になっても尚、勉強は苦手だ。
と思ってしまった…。

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