【日常の気づき】何者かになりたい。

コピーライターを3年近く経験し、今は転職を検討しています。明確な理由はないのかもしれません。将来性とか、年収とか、成長とか、働きがいとか、人間関係とか、色々引っかかる部分はあります。ただ、会社や仕事に対して限界がくるほどの不満でもなく、自分もどうしたいのか分かりません。

きっかけは2023年からの1年間。ありがたいことに、入社3年目にして役職に就き、一部のメンバーが参加できるプロジェクトにも携わらせていただいております。一方で、マネジメントやプロジェクトに悩まされることも多い1年でした。上司からFBをいただく度に、「勉強になる」と思いつつも、「この学びが自分の将来にとって役に立つのか」という疑問を感じ続けた期間でした。体力と精神をすり減らした1年を、今年も繰り返すのかと思うと、少し憂鬱になったのです。

だからと言って、潔く転職できないところが自分の情けない部分。これまで培ったスキルを他の会社に活かせるのか、せっかく築き上げた信頼関係を無下にするのか、給料を下げてまでやりたい仕事が見つかるのか。もう一人の自分がそんな言葉をかけてきます。

何者かになりたい。僕の原動力はここです。入社当時、広告代理店を描いた漫画『左利きのエレン』を読んでから、僕も「仕事で成果を残し、もてはやされるような人間になりたい」と思ってきました。純粋な気持ちは年月が経つにつれ、諦めの色に変わっていきます。なんだか、今年一年でグレーな気持ちが白か黒かに変わる気がしているのです。答えがまだ出ない3月ですが、土日くらいは自分に向き合い、少しずつボンヤリとした回答の輪郭の解像度を高めていきたいと思います。

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