中谷彰宏さんを読み耽る
<シネマでTOLK&本deコミュニケーション⑪>
先週、市内の図書館入口で待ち合わせをした。いつも早く来る人なので私も少し早く家を出たら、15分前に到着。友達はまだなので、ちょっと図書館のなかへ入ってみた。
石川県能美市に移転して来月で5年。文化会館にはよく行くが、すぐ隣の図書館(学習会館)は初めて。期間限定で1冊20円の古本コーナーが設けられていた。
4~5分さっと眺めて、10冊購入した。
好きな中谷彰宏氏の著書を4冊も買えた。
一気読みした。
夕方から夜にかけて読み耽り、翌朝、4時前に目覚めてトイレへ。もう少し寝ようと思いベッドに戻ったが、続きが読みたいからベッドから出て、コタツで読書。
途中就寝しているが、日ごろなかなか本が読めない読書しない私としては「4冊一気読み」と言える。
移住前の大阪では、家の書棚に『中谷彰宏』が数冊。1著者1冊が多い我が家の書棚には、中谷氏は別格、特別。何冊も買ってしまうのは、彼は超多作だから。2016年時点で著作数が1,000を超えたらしい。
2023年の年末に私が購入した古本の「中谷彰宏著作」は……『お金は、後からついてくる。』『運が開ける勉強法』『映画力のある人が、成功する。』『バランス力のある人が、成功する。』2004年~2007年に発行。
中谷氏は「量も才能」と言う。その言葉に誘発され希望を得て、創作能力に乏しい私は、とにかく「書く(キーを打ち込む)」ことにした。が、その量は知れている。私は量も質も中途半端。
中谷氏は信じられないギネス級の「量」を書き(打ち込み)、「質」も一流。
広告の世界に携わっていたので、実に読ませ方が巧い。
読者の需要に、完璧に応えている。
何かに悩んでいる、迷っている、困っている、アドバイスが欲しい、元気が出る言葉をかけてほしい。でも読書は苦手、文字は疲れる……という人には、中谷彰宏さんの本をお薦めしします。
大きな文字のタイトル、サブ見出しも添えられ、本文は少なめ、深い話を易しい言葉で語る。スイスイ頭に入る。心に響き、意識が変わる。
(私は)彼の本をたくさん読んだからといって、彼が書く才人、理想的な人間になどなれない。
でも、元気をもらえる。心が明るくなる。やる気になれる。未来が楽しくなる。知識・情報を得て少し賢くなった気分になる。自信を失くして人生がちょっとイヤになっても、楽しく意欲的に生きようと心が奮い立つ。
だから今後も、書店で古本コーナーで、彼の著書を見つけたら購入し、一気読みするだろう。
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