「掃除」習慣

「#日々の大切な習慣」のお題コンテストを知る前に「一日の始まりは掃除から」というブログを(note以外に)綴ったので、内容(文章)は変えなければいけないが……

私にとって嬉しい習慣、楽しい習慣、幸せな習慣というのは、毎朝起きたらすぐパソコンに向かうことだったり、毎週運動をすることだったり(石川県に移住する前は毎週テニスコートに行った)、毎日の晩酌だったり(友とランチの会を毎月実施している)、テレビ画面で映画を観たり、本を読んだり……。

歳をとっても日々やりたいことはいっぱいあり、楽しいスケジュールは沢山あり、失業後も移住地で多忙に暮らしており、幸せな毎日である。

けれど……
先々週の月曜の朝、前夜の食事跡の洗いものをしながら、私は反省した。
そして、思い立った。決めた。計画した。予定を立てた。

起床して一番に行うことは「そうじ」にしよう。
たとえ10分~15分でもいいから、新聞を読む前に、パソコンに向かう前に、まず掃除しよう。
起床は4時~5時ごろなので音が大きい掃除機は一日の活動が変わった夕食前に。
夜は、どんなに眠くても流しのなかに洗いものが残らないように。ベッドインするまでに机上の片付けも。

掃除をしなかったわけではない。毎日掃除機をかけているし拭きそうじもしている。しかし自由気儘で気楽な独り暮らしなので、つい掃除機を使わない日もあるし、夕食が終わると猛烈に眠いので洗いものをしない夜もある。

突然の来訪客は困る。慌てる。
掃除がゆき届いていないことが気になり、日曜はていねいそうじの日とか、毎日1時間はそうじに費やすとか、掃除機は朝夕2回とか、いろいろ計画を立てるが、実施しない、続かない。
大阪で暮らしているときは、来客があると丁寧に掃除するので定期的に人が我が家に集まるいろいろな会を設けた(マージャンの会が一番愉しかった)。


先々週の月曜に決めた掃除習慣は、2週間続いている。
起きたらすぐに椅子に座りテーブルに新聞を広げたいのをガマン。その前にパソコンに向かいたい朝も、我慢。
ふき掃除したり冬服を仕舞ったり机上に置いてある紙物を片付けたり、洗濯物干し場というだけではなく物置室にもなっているサンルームを整頓したり、まずは清掃タイム。
日中は創作活動や内職作業やスポーツクラブに出かけ、あっという間に夕方の時間になるので掃除はしないが、たとえフローリングやカーペットがきれいでも夕食前に必ず掃除機をかけている。

散らかし魔でテーブルはすぐに紙が広がるし床にもいろいろなモノを置く。
移住後は友・仲間が少ないし、ご近所さんも突然家のなかに入ってくる人はいないが、もし突然の来訪者があれば相変わらず慌てる、困る……が、掃除習慣は良くなっている。

小さな改善、小さな満足……だが気分が良い。

日々の暮らしに「清掃」は大事。
きれいな店は繁盛する。トイレをきれいにするとお金が入ってくると書いている著者もいる。
母は、部屋を散らかしている私に厳しい表情で言った。
「部屋が汚いと、顔に出るよ」

日々きれいに暮らさなければいけないと自分を戒めている。
「掃除習慣」を高めたい。そうじ好きな独居者になりたい。

私よりもっと家の清掃がゆき届いていないらしい友が、先日会ったとき、肌がきれいだと褒めてくれた。
歳をとってもきれいな肌でありたい。高級なクリームは買えなくてもいい、せっせと掃除しよう。

#日々の大切な習慣

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