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パターンから見る「ただの風邪」

ある集団を仮定します。
これを便宜的に、年齢構成から3つに区分します。

Aグループ(0~39歳)

Bグループ(40~69歳)

Cグループ(70歳以上)


〈パターン1:新興感染症〉
この集団に、まったく新しいウィルスが侵入した場合。
A~Cの誰も、まだ「免疫」を獲得していないため、ほぼ同程度の重症化率・致死率となります。
仮に致死率を5%とすると、どの年代でも、おおむね5%前後の致死率を記録するはずです。

〈パターン2:再興感染症〉
例えば半世紀ほど前に流行したことのあるウィルスの「変異型」が侵入したら、どうなるでしょうか。
以前の流行で「免疫」を獲得しているB・Cグループは、時間が経過したことによる免疫の減弱や、加齢による免疫低下を差し引いても、絶対に「無垢」なAグループより重症化率・致死率は低下するはずです(有効な免疫を保持している人が一定数はいる)。

また、今回の「パンデミックごっこ」では多くの「専門家」が見落としているようですが、「脆弱な個体は削られ、抵抗力のある者が生き残る」という「自然淘汰」の大原則があります。私が「専門家は進化論を理解していない」と指摘するのは、ずばりこの点です。

つまり、B・Cグループは「前回の流行を生き延びた強い個体」なのです(弱い個体はすでに死亡)。当然ながら、「いまだ免疫を持たない」Aグループ(若年層)の重症化率・致死率が突出して高くならなければいけません。
ただし、Cグループに関しては、加齢による免疫低下で、Bグループより重症化率・致死率が上昇する可能性はあります。グラフで表せば、左上がりのU字形ですね。

さて、今回の「新型コロナ」は、最も「病原性」の高かった初期株ですら、A・Bグループの重症化率・致死率はほぼゼロ。Cグループ(高齢層)で死者数を稼ぐことになりました。
これは、パターン1の「新興感染症」にも、パターン2の「再興感染症」にも当てはまりません。
加齢と相関する形で致死率が上がるとすれば、単純に「免疫の低下」のせいと考えるしかありません。
しかも、その死亡事例が、悪名高いPCR検査で大幅に水増しされた可能性大! インフルエンザでも同様のPCRスクリーニング検査が行われれば、優に10倍以上の数値を記録するでしょう。
ちなみに、季節性インフルエンザは、若年層(特に10代)の被害が顕著で、「再興感染症」のパターンに合致します。


こうした点から鑑みて、新型コロナはメディアによって誇大宣伝された、実態はインフルエンザにも及ばない「ただの風邪」と考えるしかないのです。


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