ノクチルの関係性は、万物の病を治す効能がある。


ノクチルとの出会い

最近、ふと思うことがある。そう、それは友人との関係だ。
二年前くらいからコロナが猛威を振るい始めた。それと同時に私は大学に進学し、訳の分からない大学生活が始まった。自分が思い描いていた大学生活とは悉くかけ離れていたのはこの先ずっと話のネタにするしなんなら自慢する。大学に通うことはおろか、一人暮らし以前に入学式の中止、さらには二年の後期まで対面での授業がなかった。「こんなのが自分が夢に見てた期間だったのか」と落胆する日々。叱られることも、注意されることも。それ以前に面と向かって会話するという日常生活において息をすることと同じくらい普通に行っていた行為すらもしなくなった。顔も声もわからないが授業はオンラインで受けている友人(仮)。喋るのは高校の時の同級生くらい。その現実を考えた私は、私をオワコンと認識するほかなかった。
だが、その時ふと離れていたシャニマスを起動した。最近何か面白そうなユニットが出たとバズってたのを見てこれを機に復帰するかくらいの気持ちで。
そしたら何とまぁ小説を読んでいるかのような個人コミュとキャラの性格。
おじさんこういうのとっても好きだぞ。ありがとう。
なんといっても、私に響いたのはとおまど(まどとおも大いに認める)
の関係性だった。ほかのユニットの共通コミュ、イベントコミュは目を通していたが、ここまで深くのめりこみ羨望の眼差しを画面の向こうに向けることなどモバマスでも経験していなかった。
ここから私のシャニマスぞっこん生活が始まった。

羨望、乾ききった私の願望。

何とまぁかっこいい言い回しをしてみたが、実際初見であのタイミングで見たノクチルに対しての感想は本当にこれだった。
浅倉透はとても美人だが何を考えているのかわからない、分かろうとしてもほんの一部しか理解できないような存在。しかもこれが高校生ときた。世の男子高校生の中には堕としたいという一部の生徒もいるのだろうが、やめておけ。落とせるのはPだけだから。そんな風貌をしているがまだ透は高校生の女の子なのだ。自分に対して注意をしてもらえない、関心はあるが触れることのできない存在として扱われているに違いない。そんな自分に色目も変な気を使わない円香に対しては素の透の本質を見せているし私は壁になって見ている。(Pはかっこいいしスーツが似合うから。)
雛菜も普段はお茶らけていてきっと先生にも注意されてもやは~って言ってそう。だから先生は注意することをしなくなるだろうし、同級生も人気があるのを知っているから深く関わることをしない。でもそこに小糸がいるんだ。注意してくれるし、アイドルの雛菜ではなくあくまで女子高生で、それでいて幼馴染の雛菜で見てくれる福丸小糸という女の子。もうそんなの尊いとかいう次元じゃない。結婚式場に私はなりたい。そう思ってしまうほどの衝撃だった。
というかそもそも透や円香、雛菜に小糸。点より高い高嶺の花って思ってるから理解できない部分が大きいんだなぁと思ったりもする。自分がかかわっていい存在ではないと思っている時点で思考を切り捨てているんだ。だから分ろうとしてもわからないんだろうし、触れることをしない。でも、だからこそ私は羨ましかったんだろうなと。スポーツやイラストデザイン等々、何をやっても上手くいかなければ、コミュニケーションの上達もままならない。そんな日々を送っていたからこそ私は、なんか上手く行くがきちんと芯は折れない透やアイドルを楽な商売と言い放った円香を。自分がどう見られているのかを分かったうえで立ち回りを器用に変える雛菜、三人を知っていて自分がどう動けば楽につながるかをきちんと理解できる小糸に、憧れていたし、そうありたい・そうなりたい、こういう友人が欲しいと心の奥底で自然と思っていたのだろう。

もう本間好きやわ、ノクチル。

頭が悪くなってしまいましたね。でもそれくらいノクチルは心と脳細胞に良い効能があるユニットなんですよ。
幼馴染属性のユニットなんて探せばごまんと出てくる。でもその中でもひときわ目立つし今でもこうやって自分でお気持ち表明に近い文章を書き連ねているんです。
二次創作でも結構書いてらっしゃる方が多くて私的にはとてもうれしいんですよね。自分は絵がうまく書けないから、高校の時の様子とか放課後どうしてるんだとか。ポッキーゲームは円香からキスをするだとか。あぁ、たまりませんな。
ほかのユニットの影が薄いとかの話ではないですよ?イルミネ、放クラ、アンティーカにアルストロメリア。ストレイライトにシーズ。
レベルの高い合格点を超えるユニット オールウェイズ出してくれる
その中でも私はノクチルは好きだなぁって思ったんですよね。
こんだけ書きましたが、結局は私個人の好きを描いているだけなので。
皆さんの好きを否定しているわけではございませんのであしからず。

ではまた次も何かしらssなりなんなり書きますので。
おいじゃ。おしまいける。




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