マッチングアプリやめた話

やめました!向いてませんでした!!残念!!!

自己紹介
 私は四季。うつで休学中の大学生。割と元気になってきた。

前回のあらすじ
 恋愛感情がいまいちピンときていない四季は、恋愛に興味を持ち始め、出会いを求めてマッチングアプリを始めたのであった。

※この記事では、私の恋愛観が少し見え隠れします。少しクズ(?)な思考も出てきますので、気分が悪くなったら読むのをおやめください。

 結局やめました。ダメですわ。ダメですわね~。私には向いてませんでした。何がダメって、人とマッチングしてしまうのが怖い。致命的。マッチングアプリとは何ぞやというレベル。そして、案外私の理想が高いっぽい。見るからに陽キャ!!みたいな人は怖くて「いいね」を押せない。そもそも、あまり親しくない人から個人的な(業務連絡ではない)連絡が来たら「うわー--!!!(恐怖)」ってなる私にマッチングアプリなんぞ向いてないわけで。メッセージのやりとりがそもそも向いてない、と気がつきました。ためになったね~。

 これは結構分かってくれる人がいると思うのだけれど、これに限らず、メッセージのやりとりってしんどい。エネルギーを使う。友達となら通話は何時間でもできるし、昔斎藤さんで知らない人と一時間くらい話したこともある(それ以来使ってないけど)。でも、テキストメッセージのやりとりってなんでかすごくしんどい。親しい友達とするにしても1、2往復で十分。日程調整だとか、なにか目的があって連絡をする分にはいいのだけれど、そうでない場合、ただの雑談をテキストメッセージで行うのはすごくしんどい。終わりが見えない。ほかのことをさせてほしい。基本的に返信ペースを相手に合わせていることも原因かもしれない。


なぜマッチングアプリをはじめたのか

 私は多分アセクシャルである。(※性的欲求が他者へ向かわないというセクシャリティ)なので、くくりとしてはセクシャルマイノリティに分類されるみたい。割といそうな気はするんだけどね。恋愛感情については、よくわからないけれど、リスロマンティック、グレーロマンティックが今のところしっくりくるラベルだ(恋愛指向と性的指向については別の記事もあるので、よければそちらも見てほしい)。

 とにかく、私はマジョリティではないっぽい。だけど、恋愛に興味がある!!!面白いのか???みんながみんな小説に書いたり歌ったりしてるくらいなんだから、素敵なことではないのか?百人一首のうち何首が恋の歌か数えたことがありますか?私はありません!だが、季節の歌とならぶ区分であることは確かだ。恋愛ごっこしたいよ、私だって。

 「ごっこ」というところで察する人もいるかもしれないが、私は何も本当に誰かと恋愛関係になりたいわけではない。不純に思われるかもしれないけれど、仕方がない。ただ、デートをしてみたかった。明日はデートだと浮かれたい。どの服を着ようか?メイクはどうしようか?悩みたい。そのための相手が欲しい。一回だけでいいから。

 本当に好きになれば、それはそれでオッケー。「これが好きってことか!」となれる。好きになれなくても、マッチングアプリだ、相手も何人も同時進行していたり、「やっぱり合わないや」ということがあったりするだろう。罪悪感が少ない。すでに知り合っている相手に申し込もうかとも思ったけれど、それは大分期待させてしまうことになる。そして私は、絶対特大サービスをしてしまう。なぜなら八方美人だから。一度きりだと思っているから、なおのことそうだろう。そんな残酷なことをするつもりはない。

 一応、レンタル彼氏とかも考えたのだけれど、はまってしまったら怖いのでやめた。お金もないし、地方だから探すのが難しそうというのもある。

 もう一つ、私がアプリをやめた理由がある。それは、承認欲求だ。「いいね」がもらえると、単純に嬉しい。気持ちがいい。それとマッチングするかどうかは別の話だけれど。そんな風に思って、いいねの数を気にしている自分が嫌になったのだ。こんなことで承認欲求が満たされるなんて。しかも自分はその人たちと付き合うつもりはないのに。酷い話だ。自撮り写真が極端に少なくて、一年前部活で撮った写真一枚をあほほど拡大して利用したにもかかわらず。なんてやつだ。

 結局、私はデートにこぎつける前にアプリを退会してしまった。

つまり、

  • メッセージのやりとりに向いてない

  • 付き合うつもりはないことに罪悪感を覚えた

  • いいねが増えると喜ぶ自分が嫌になった

以上の理由により、私はマッチングアプリを退会するにいたったということである。しょうがないね。

 恋愛っぽいことがしたかっただけなのに。ちょっとクリスマスにイルミネーションとか見て、「思いのほかしょっぱいね」なんて言って笑いたかっただけなのに。かくも現実とは上手くいかないものである。原因はすべて私にあるのだけれど。

 そういえば、恋愛シミュレーションゲームも得意じゃないんだった。ときメモガールズサイド1で、誰とのエンドにも到達しなかったんだ。向いてないにもほどがある。恋愛漫画も、小さい頃は読んでいたけれど、大抵最終的に二人は結ばれてしまうのが、どうにも理解できなかったな。

 しょうがないので、今まで読んでこなかった恋愛小説に手を出すことにしてみた。高校生ではなく、大人向けの苦いやつ。これで疑似体験をしてみようと思う。

 また進展があれば、記事にしようと思います。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。またこんど!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?