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さて、大晦日には年越しそばを食べる習慣があります。なぜ年越しそばを食べるようになったのか、、、

一つは、そばが細く長いことから、長寿や無病息災を願うためというもの。
また、そばが切れやすいことから、その年の苦労や不運を断ち切るためというものもあります。

さらに、江戸時代の金銀細工師が、散らばった金粉を集めるときにそば粉を使うことに由来する説もあります。
そばは「金を集める」縁起物とされ、そのために年越しそばを食べるようになったというのです。

どれが本当の理由なのかはわかりませんが、いずれにしても、年越しそばには、新しい年を迎えるにあたって、良いことばかりを願う気持ちが込められている

私は、年越しそばを食べるときは、いつもこんなことを考えています。

「今年は、どんなことをしたんだろう?」

「良いこともあったし、悪いこともあったけど、まあ、なんとかなったかな?」

「来年は、もっと良いことがたくさんあるといいな」

そんなふうに、今年一年を振り返り、来年への希望を胸に、そばをすすります。

いつも、そばをすすりながら、ただただ、今年一年を振り返ったり、来年への希望を抱いたりして、

でも、そばの味を楽しむことも大事なんじゃないかな。

そばの香り、そばののど越し、そばの風味。

それらをじっくりと感じながら、年越しそばを食べたいなと思います。


   来年も、どうぞよろしくお願いします。

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