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「絶対内定2024」を読んで思うこと:私が自分の文章を読んでほしいと思う人

「絶対内定2024 面接」は、買ってすぐに、6章と7章の「見た目対策」を読んで昨日の記事を書いたのですが、その後他の章も通読しました。
読みながら、「この本は誰が読むことを想定しているのかな?」と考えていました。
初め、この本の対象となる読者のは、上位の大学に通い(3年生)難関と言われる企業を目指す学生、という風に思っていたのですが、どうもそれだけではないようです。
今の大学の一学年で、就職を希望していると思われる人数は、およそ50万人です。
このシリーズ5冊がどんなにベストセラーとしても、合計で5万部程度の売上と思われます。重複してシリーズを購入している層もいるでしょうが、購入者を実数その半数、2万5千人と想定します。
とすると、就職希望者の5%が購入するという計算になります。
さきほど私が想定した上位の大学に通い、難関企業を狙う層を10万人とすると、そのうち25%が購入する本ということになり、それはちょっと無理な想定な気がします。
この本は、一流企業の幹部候補生になるには、こういうことを考えよう、という内容もあれば、私からしたら、ちょっとそのレベルではないような内容も多く記されています。
つまり、この本は、実はかなり広い範囲の学生(半数以上)を対象としているのではないかと考えました。
と、考えると、かなり広い層に役に立つ内容が網羅されているのも納得です。
ダイヤモンド社というビジネス書の出版元としては、商業ベースに乗るための戦略として正しいのでしょう。
また、我究館(就職塾)の広報のため、と考えているのかもしれません。
一方で、私の文章は、もとより商業ベースを想定してもいないし、そんなに大勢が読んでくれるとは思っていないので、対象となる読者はかなり絞り込んでいます。
私が読んでほしいのは、障がいのある方、難病の方で、就労を希望する方、他には、学生、何らかの事情で離職している方、特にブランクがある方など、就職活動に苦手意識があったり、困難を感じている方、ということになります。
なぜこういう読者を想定しているかというと、こういう方にアドバイスを続けてきて、悩みや、疑問などに共通の事柄が多いことに気づいたからです。
就職に困難を感じる方の多くは、自己肯定感が低い傾向にあります。
そういう方に、エールを送りたい。せっかく多くの面接を経験して、色々気づいたこともあって、これを是非必要としている人に届けたい、というモチベーションでやってます。

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