友達

長男は今24歳
生まれた時から
親に依存することもなく
ひとりの世界が好きな子

後追いもなく
お留守番も早い段階で
出来て
しっかりした子

自分の世界やルールから
ハズれて
社会にしたがわせる
事となると

泣く騒ぐ暴れる子

もっと自由に育ててあげていたら
また違った彼に
なっていたのかもしれない

とにかくひとりで遊ぶのが
好きな子でした。

小学生まで
ずっとひとりで

でもまわりには
からかわれ

校庭の真ん中で
ズボンとパンツ降ろされても
困った顔するだけ

女の子に
つねられて
アザをつけられても
校帽隠されても
僕が悪いからで
話さない子

私の知らない事まだまだ
たくさんあったかもしれない

ママ友から聞いて
学校に行き
何度も相談して
いじめてきた子達に

うちの子と遊んでくれて
ありがとう

でも
やっていい事と
ダメなこと
自分が1番わかってるよね

うちの子が
なにか悪いことしたなら
教えてね

仲良くしてほしい。
いじめは悲しいよと

仲直り先生を通じて
できました。

まだ低学年のころは
子供たち素直で
良い子だった

高学年になると
先生を味方につけて
うちの子を変態にしたてあげての
いじめが始まった

私はガンとして
認めなかったし

そんなウソつけるような
知識も知恵もまだない子でした

話も順序立てて
話せない子が
どうやって

巧妙な作戦を練って
女の子に抱きつくことを
わざとするのでしょうか

誰々に抱きつけと
背中押されたとか

手を触らないと
ランドセル返さないぞとか

言われたと

先生はいじめはないと
うちの子がおかしいと決めつけて

何度抗議しても
頭の良いずる賢い
子供のことを信じて

言葉が上手く
話せない
発達の遅れた
我が子の話は
聞いてくれなかった

友達を作ることに
興味のない変な子だから
何を指しても良いと
思われていた小学生時代

中学生になり
友達という物に
興味を持ちだして
友達を恋しがり

そんな中
仲良くなった子がいた

一緒にサイクリングしたり
うちでご飯食べたり
ゲームしたり

私は嬉しかった

とても

中二の
校外学習の時
事件は起こった

その子にトイレに閉じ込められ
殴る蹴るをされて
無理やり
その子の息子くわえさせられて
最後までやらされた

白いものを
拭き掃除させられ

それはもう
心に傷を受けた

学校側からその話を聞いた時
私は私では

いられなくなった

相手の保護者からの謝罪は無い
認めない

警察も動かない
やってるふり

クラスメイトも
口の上手い加害者を信じて
口の下手な我が子を
変な目でみた

学校側はうちの子を守る
建前で
個室で勉強

私の送り迎え毎日

保護者の迎えに来る
おかしな奴のレッテル貼られ

俺は何も悪いことしてないの
プライドだけで
毎日学校通った

弁護士も
男でよかったねと
まったく最低な発言されて
人を頼るのも疲れてしまった

学校も
警察も
弁護士も
スクール
カウンセラーも

表面上の対応しかしない

全てを諦めて
毎日吐くほど私は泣いて
呪って
喚いて
苦しくて

その時赤ちゃんだった
娘が救いで
心が保たれていた

次男は
しっかりお兄ちゃん
しないとって
ママを助けないとって
甘えることを我慢した

だから
夜尿症になってしまった

次男は今
回避性パーソナル障害だと思う

私が
あの時家族に向き合わず
人を呪い苦しみ嘆いて
何も出来ない自分に
腹が立ち

膝を抱えて
家事もせず
嘆き悲しみ泣いていたから

悪いものしか
引き寄せなかった

全てをリセットして
忘れることにして
旅行に行き
楽しむことに
目を向けるようにした

高校受験生となり
長男の幸せばかり考えて
勉強を一緒に見て

寄り添ってた

息子の幸せを願うあまり
苦しくて
スピリチュアルカウンセラー
にあって相談して

言われたこと

あなたがそばにいつもいるから
社会の長男を助けようと
する手が届かない

ああ
あのお母さんがいるから
私の手はいらないわね
と手を引っ込めてしまってる

あなたは貴方の
好きなことをたくさんして
お母さんが楽しく
過ごしてる姿を見て
子供は心健やかに育つものです

お母さんは
美味しいご飯つくって
おかえりなさいと
行ってらっしゃいを
言っているだけでいいんです

彼には彼の人生を生きること
あなたは
その可能性を邪魔してはならない

そこから
ハンドメイドやイラストを
楽しみ出したんです。

少し子離れできたかな。

高校でも
酷いいじめありました。

でも
それをうわまわるほどに
友達、仲間にめぐまれた。

いまでも
LINEのやり取りできてる。

たくさん
傷ついて
裏切られても
長男は人が好きです

優しいです

怒る事をしません

怒りの感情を見ないです

自分には
怒る資格がないと
思っています。

自分を責める子です。

そんな彼も
今は強く優しい子に
育ちました。

コミュニケーションは
そんなこんなで
上手くない子です。

高校のいじめの内容
就労先でのありえない
パワハラ(都議会議員さんに相談したくらいの事件です。)

彼ほどの
数奇な運命は無いと思う

なのに
まっすぐ育ってくれて
ありがとう。

沢山のトラウマ掃除を
しようと思ってます。

トラウマがとれたら
少しはコミュニケーション
よくなるかな。

高校編
社会人編はまた後日。