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プロットで悩んだときに参考になった本

前回の記事から久しぶりのnoteとなってしまいました。
さしあたって発表できるものがないので、ご報告等ではないのですが、遊んでいたわけではなく、せっせと書いてました。
2023年8月はまだ終わってませんが、今月はプロット二本書いて提出しました。(いずれ発表できるものになると嬉しいですね)

設定やプロットだけをごりごり書いていると、行き詰ってしまうことがあります。
アイディアはぽつぽつ浮かぶのですが、話がうまくまとまらなかったり。
キャラクターの言動がどうもしっくりこなかったり。
何度読み返しみても、どこかが、なにかが違う……と感じたり。

時間がたっぷりあれば、じっくりゆっくり考えていけばいいのですが、締め切りがある場合はそうもいきません。どうにかこうにか書き上げて締め切りまでに提出する必要があります。
必死に考え続けているうちに良いアイディアが浮かぶこともありますし、
夢の中でアドバイスのエピソードが浮かんでくることもあります。

それでも良いアイディアやエピソードが浮かんでこなかったとき。
今月はこちらの本に助けられた気がします。

さそうあきら先生の『マンガ脚本概論』です。
マンガ脚本とタイトルに書いてありますが、マンガ原作用のシナリオ指南書ではありません。漫画家を志す人に向けて、物語創作術をわかりやすくマンガで説明した本です。
でもね、この本、漫画家志望以外の方、小説家やシナリオなど物語を書く方にも参考になる本だと思います。

すべてマンガで説明されているので、さらさらっと読めてしまいます。購入したのは少し前なのですが、そのときに私もするすると読んで、「ふんふん、なるほど」と思っただけで終了でした。
ですが今月二本のプロット作成時で行き詰ったとき、何気なく手に取って読み返し

「ああ、そういうことか……!」

と、感じました。
そこから少しずつですが、ストーリーやキャラクターがまとまってきたのです。

念のため書いておきますが、プロットの書き方が説明されているわけではありません。
アイディアの出し方のコツや物語の展開について、魅力的なキャラクターって何だろう、といった物語の創作方法について多くの初心者が悩んでしまいがちなことを、わかりやすくマンガで説明されてる本です。
(内容について詳しく書くのはここでは控えますね)

すべての作家にゼッタイお勧めっ!……かどうかはわかりませんが、
(著作がたくさんある方には物足りないかも?)
少なくとも私はとても助けられたと思います。

なにはともあれ、プロット二本、締め切り内に提出できて良かったです……。(そこが一番言いたかった)

最後に7月出版のデビュー作を載せておきますね。
半妖のいもうと あやかしの妹が家族になります」絶賛発売中です。
おかげさまで好調とのことでホッとしてますが、まだまだ売れてほしいですので(直球発言失礼いたします)宣伝させてくださいね。

 






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