安芸高田市新喜劇
動画ご覧になった方も多いと思うが、安芸高田の石丸市長と16人の議員のやり取りがちょっと度を越して面白い事になっている。
詳しくは動画をご覧下さいということなのだが、僕らの国のまつりごとがいかにして行われていて、
如何なる問題を抱えているか。
まるで教材の如く。
いや、何かカリカチュアした4コマ漫画か寸劇のように現代日本が詰まっている地方議会の風景。
地方行政とか言われても興味ない人は橋田壽賀子脚本の連ドラでも見るつもりで少しだけ齧ってみるといい。
理想を掲げ、頑張ろうとする市長に
次々降りかかる理不尽な年配議員たちの妨害。
都度都度およそ聡明な市長が局地戦では勝利を収めてスッキリさせてくれる。
がしかし、根本的な解決までは遠い道のりがつづく。
さて、来週は「居眠りしてたんじゃない、目をつぷって考えていただけ」の巻。みたいな。
まあ、中央の国会にしてあんな感じなので地方議会はおして知るべしと思っていたが、想像を超えてくるクオリティです。
居眠り、詭弁、誹謗中傷、理解力のないお年寄り、金の亡者、そしてメディアの堕落。
そんなような要素がてんこ盛りで絶賛放映、配信中なので、見逃せないわ、きっと日本全国こんな感じなんだろうなと想像するだに、そりゃ地方都市はどんどん潰れていくなって思いますわ。
中央はすでに経団連と医師会と外資の好き放題だし、地方はお金の流れにストロー刺すことしか考えてない代議士先生がどっかり控えている。
逆に考えるとこんな体たらくでよくぞ戦後から今までちゃんと国のテイを保ってるよなぁ…と感慨深い。
橋田先生のシナリオだとしても、
吉本新喜劇だとしても、ここらで場面転換しないと物語はハッピーエンドに向かわないとみた。
せめて安芸高田新喜劇の舞台くらいはスッキリとハッピーエンドにならんもんかね。
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