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家計簿の価値

家計簿。そんな1円にもならない面倒くさいことやりません。

そう自分も思っていた。実際にやってみるまでは。

試しに家計簿をつけて始めてみると、面倒なんかよりお金の心配の方が強くなる。

溜めたレシートを計算機で打ち込みながら、段々と自分の脈が速くなるのが分かる。

食費だけにこんなに使ってんの!と驚くからだ。

まぁ、そんな使ってないし今月のトータルの出費は20万くらいかな。

とんでもない。

イメージと実際の数字の開きにおそろしくなる。

出費が収入を超える月は、不安でよく眠れない日さえあった。

家計簿つける前からある程度は、慎ましい生活していたつもりだったが、月に1万円以上もマクドナルドに使っていたり、お菓子や甘い物だけに月に2万円使っていることを知った時は衝撃を受けた。

全然自覚がないからだ。

一回、一回のお買い物は大したことはなくても、月単位にすると信じられないくらい膨らんでいく出費。

始めはこの苦痛に耐えないといけないからつらい。

ただ、自覚することから全ては始まる。

現実をみる。逃げちゃだめだ、逃げちゃ…

家計簿は1円も稼げないが、この気付くことに価値がある。

最低1年間は続けることをおすすめする。
1年間続けることで、出費の大きな流れが分かるし、年間何にいくらぐらい掛かっているか知ることができる。
また年間の収支を把握することで、今後の子供の学費や老後資金について計画をたてやすくなる。

投資をしている人には自分の生活防衛資金を正しく知ることができる。

今自分は、アプリのMoney ForwardMEの無料版をしているのだが、円グラフで出資の比率が分かるためとても見やすい。

ただ、Money Forward MEの無料版は1年でデータが消えるため年末にはスクリーンショットをすることをお忘れなく。


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