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恐ろしかった食材

合い挽き肉について詳しく知った時、小学生1年生だった私はゾッとした。牛肉と豚肉を細々にして、混ぜたものと知ったからだ。

もし、自分が食べられる側として、殺されて細々にされた上、違う種類の生き物(牛や豚)と混ぜられて食べられるのだ。

こわ

想像するとおぞましい。ソーセージも同類。

きっと人類で最初にやろうと思いついた人は、周りの人々から「正気なのか。」「倫理的に大丈夫?」「よくそんなもの食べられるな。」と物議になり、変人、サイコパス呼ばわりしたはず。



5歳の息子が急に熱を出した。熱が続き3日間何も食べず、元気が全然ない。

そんな息子がテレビをぼ〰と観ながら「ハンバーグ食べたい」と急に言い出した。
もともと食が細くハンバーグは好きじゃないのに。

急いで近くのスーパーに合い挽き肉と玉ねぎを買い、ネットで作り方をみながら小さいハンバーグを作った。

一口食べた息子が「めっちゃおいしい」と笑顔で親指を立てた。
おぉ。
作った料理を褒められると単純に嬉しい。
3日も食べなかった分を取り返すように、大人の2人分のハンバーグを食べた。

前言撤回。変人呼ばわしてすみません。

合い挽き肉を考えた方がどんな人かは分からないが、ありがとうと感謝を言いたい。


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