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やればできるって本当かもしれない

昔できなかったことができるようになる。大人になってからは努力すればするほど、大抵のことはできるようになると実感している。

今日は自分を認めてあげたくなったので、私が大人になってからできるようになったことをちょっとだけ書いてみたい。


知らない土地でのスタイリストデビュー

私は数年前まで美容師をしていた。最初に働いた美容室は、一人前になるまで結構長いカリキュラムがあった。1年かけて基本的なカット技法を学んだ後、カットモデルという難関を突破しなければならない。
男性50人、女性50人の計100人に実際に髪を切らせてもらう最後のカリキュラムだ。

私は地元ではなかったので、知り合いがいなくて苦労した。駅や大学、ショッピングモールなどで知らない人に何度も声をかけては変な人扱いされての繰り返し。

今の私だったらWebの力を使えば何とかなるかもしれないけれど、当時はそんな知恵も無かった。
ただ、会社が怖かったので←怒られない程度にモデルさんを掴まえてカットモデルのレッスンをこなしていた。

その後試験があるんだけど、センスも真面目さもない私は結局3回くらい落ちて、スタイリストデビューできず。再試験のたびにカットモデルの数が増えて最終的に150人くらいモデルさんを連れて行く羽目になってしまった。

知らない土地で知らない人に話しかけても全然怖くないメンタルが養われたこの時期。人生で1番辛かった時期でもある。それを乗り越えてスタイリストになった。

アシスタント時代の辛い経験があるからこそ、大抵のことは「あの頃に比べれば」で終わる。

リボ払い地獄から節約できる体質に

昔、私はお金遣いが超絶荒かった。常に「お金ない」って言っていた記憶がある。

そんな時に手に入れたクレジットカード通称「魔法のカード」。何も考えずに欲しい服はバンバン買った。挙げ句の果てにはリボ払いという支払い方法を知り、クレカの借入れは増えていった。

大したものは買っていないのに40万円の借金。約15年前、アシスタントだった私の月給は手取り13万。一人暮らし、車持ち、毎月練習のウィッグ代に2〜3万円かかる。どう考えても赤字…。

お金の計算ができない私は、24歳まで親に家賃を払ってってもらっていたし、夜はスナックでバイトまでしていた。

なんとか借金を返してマイナスを脱却したのだけど、それからは借金はしなかったがお金が貯まることもなかった。

私のお金周りが変わったのは、結婚出産で仕事を辞めた時期。当時の通帳の残高は11万円...。自分の資産は見てみぬふりをしていた。でも冷静になると怖い。30手前で貯金なし、職なし、家なし(実家に居候していた)とは、割とひどい人生じゃない?大きな不安が襲ってきた。

それからは保険や貯金、節約などの情報をYouTubeや書籍でインプットした。ライフプラン表を作ったり、Excelで収支を管理したりしてお金周りを整えた。

結果、ずっと平行線だった預金残高が徐々に増えた。車も一括で買えるようになった。

マネーリテラシーのかけらもなかった私でも、情報を得て正しく行動しただけで、1年間で中古車1台くらいは買えるお金を貯められるようになったのだった。(旦那さんがもともとドケチだったのも成功の要因だった)

ついでに、ファイナンシャルプランナーの資格まで取っちゃったテヘペロ

パソコンも持っていなかった私がWebライターに

お金の勉強をしていたとき、収入を増やすのが貯金を増やすには1番早いという内容が目に止まった。「いやいや、無理でしょ〜。何のスキルもないのに。」ノースキルで始めるならWebライターがいい。みたいなことも何度も聞いた。

「まじで?やってみる?」こんなノリで、私は保険の返戻金で安いパソコンを買い、クラウドソーシングに登録した。

WebライターのYouTubeを見漁り、まずはいわゆる地雷案件を受注。3000文字×20記事=3000円というなかなかの香ばしさ。
この地獄のような案件は約1ヶ月半かけて完納した。文字単価は凄まじく低かったけれど、初めて3000円が入金されたとき、実はすごく嬉しかった!
もっと書きたいと思ったし、クライアントに喜んでもらえたのが素直に嬉しかった。

ちょうど2人目の産休の時期、空いた時間すべてをライティングに費やしたと言っても過言ではない。Webライターのコミュニティに入ったり薬機法を学んだりして徐々に単価を上げられるようになった。文字単価も倍以上になった。

こんな世界知らなかった。自分の力だけでお給料以外の収入が作れるんだって。お小遣い10万円増えるんだって←
Webライターは(やる気があれば)誰でもできるいい仕事だ。副業5万は継続するだけで突破できる壁だった。

まとめ

今日は私が大人になってできるようになったことを書いてみた。できなかったことができるようになるって、自己肯定感も上がる。できないことに目が行きがちだけど、たまには自分を褒めてみてもいいと思う!

自分の前に立ちはだかる課題は「インプット→場数を踏む」の流れで解決できそう。そんなことを思った日曜日。

では、またいつか✨️

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