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「頭のいい人」になるために、📘「頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉」と📗「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた/中野信子」を比較してみた。

こんにちは😃ほわスタです。

私には、「頭がいい人」になりたいという強い欲求があります。みなさんはどうでしょうか?

また、私は中学校の教師なので、生徒を「頭のいい人」にしたいとも強く思っています。

ベストセラーである二冊の本を、私なりに比較することで、新たに発見したことなどを紹介していきます。

もちろん二冊の本の共通テーマは「頭のいい人」です。


⒈プロローグの共通点

プロローグにも共通点があります。

それは、

「頭のいい人」にはだれにでもなれる!ということ。

嬉しい‼️
私にも可能性があるということです。

それぞれのプロローグの一部を引用して紹介します。

この本を読むと
誰でも“頭のいい人”になれる。

〜中略〜
 本書は、
 “頭のいい人が話す前に
 何をどうちゃんと考えているのか”
 を明確にすることで、

 だれもが思考の質を高め、
 “頭のいい人”になれることを
 目指して書かれた。


 テーマは、

 知性と
 コミュニケーション

 人間は、考える葦であり、
 人間は、だれかと関わらずには
 生きていけない
 社会的動物である以上、
 避けては通れないテーマだ。

「頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉」

自分を磨くことをどんどん楽しむ

〜中略〜
 世界基準の自分を目指して、自らを磨くのを楽しんでいける人たちがいれば、まだまだこの国も大丈夫だと思うからです。
 世界で通用するスキルは、きっと日本国内でも通用するものが多いと思います。

世界で通用する「頭のいい人」に誰でもなれる!

 たくさんの世界レベルの人たちに出会い、そこから私が得た結論は次の通り。
「『世界で通用する頭にいい人』というのは、ただの秀才ではない」

 例えば彼らは、「空気を読まない」「敵を味方にする」「ストレスを自分に与える」など、ちょっと非常識だったり一見大人げないことをしてみたりすることで、周りを自分のペースに巻き込んでいく力を持っています。
 実はこうしたことは、彼らのように、優秀な頭脳を持つ人だけにしかできないことではありません。ちょっと練習は必要かもしれませんが、簡単なコツやテクニックで習得できるものです。頭のいい悪いは、関係ありません。少し意識を変えるだけで、誰にでも今日からできることなのです。

「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた/中野信子」

⒉「頭のいい人」とはどんな人か?

「頭がいい人」とは、他者の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす人です。


中野信子さんは、「『世界で通用する頭にいい人』というのは、ただの秀才ではない」と述べています。

世界の「頭のいい人」はどんな人か?
🎓空気を読まない。
🎓あえて勝ちを譲る。
🎓決まった儀式を行う。
🎓ニコニコしながら主張する。
🎓断られたくらいであきらめない。
🎓自分の得と相手の得を考える。
🎓話し上手よりも聞き上手。
🎓欠点を悠然と受け止める。
🎓いつでも仕事が楽しそう。
🎓嫌いな仕事は他人に振る。
🎓皆を上手に褒められる。

世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた/中野信子」目次より

安達裕哉さんも、「ただ、学歴がよかったり、IQが高かったりしても、必ずしも、仕事ができて、信頼されるわけではない、ということは想像に難しくないと思います。」と述べています。

米国で提唱された「人間が生きていく上で最も重要な頭のよさ」とは?

〜中略〜
 本書では頭のよさを社会的知性と学校的知性の2種類に分けます。
 学校的知性とは数字で測れる「IQ」や記憶力、学力」など、ひとりで完結する力のことだと考えてください。
 社会的知性はひと言で言うと、他者の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす能力です。
〜中略〜
 そして、面白いのは、クィーンズランド大の心理学教授が、
社会的知性こそが、真の知的馬力であり、IQのような論理的能力は知性の本質ではなく、副産物」と述べていることです。

「頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉」

3.「頭のいい人」が心がけていることの共通点!

「頭のいい人」が心がけていること、話す前に考えていることの共通点は、

他者に対して、「知性」と「信頼」を同時にもたらすことです。

中野さんは、次のように述べています。

あなたの周りにいる人も、あなたと同じく、社会的報酬を求める「人間」という生き物ですから、自分のことを認めてくれる人の味方になろうとします。結果的に、あなたが自分のことを認めていくことで、価値ある人脈を築いていくことができるのです。

「頭のいい人」が心がけていること

🎓周りにいる人たちを虜にする。
🎓敵を味方に変えていく。
🎓適度なストレスを与える。
🎓グチをまったく言わない。
🎓本から何でも吸収する。
🎓ライバルを見つける。
🎓楽観主義者出ある。

「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた/中野信子」

安達さんは、意識するだけで、他者に対する「知性」と「信頼」を同時にもたらす「7つの黄金法則」を紹介しています。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす「7つの黄金法則」

① とにかく反応するな。
② 頭のよさは、他人が決める。
③ 人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する。
④ 人と闘うな、課題と闘え。
⑤ 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい。
⑥ 知識はだれかのために使って初めて知性となる。
⑦ 承認欲求を満たす側に回れ。

「頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉」

ここまでのまとめ

中野さんは脳科学者なので、科学的根拠に基づいて「頭のいい人」について説明をしています。
安達さんは、コンサルティングの立場から「頭のいい人」について説明をしています。しかし、自分の考えの根拠もちゃんと示しています。
異なる立場からの「頭のいい人」への考察はとても興味深いものでした。もちろん捉え方の異なる部分もありますが、共通点も数多くありました。
二冊とも非常に面白い本です。
ぜひ、比較しながら読んでみてください。

自分が「頭のいい人」になるためには、本で学んだことをアウトプットすることが大切です。

大好きな「ソロ活」を通して深めていきたいと思います。