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ミオとみんなの共同運営マガジン【参加受付中】

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ミオとみんなで自分の記事やお気に入り記事を追加していく共同運営マガジンです✊🏻 ̖́-‬ みんなの嫌がるような記事を入れたり、マガジンヘッダーや説明を勝手に変更したら、マガジンから脱…
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#音楽

「 ミオとみんなの共同運営マガジン 」作ります!!

note始めてまだ2日目です!!笑 なのに共同運営マガジンを作ろうとしてます!!笑笑 ルール以下のマガジンに「入りたい」と言ってください!! そしたら私が招待メールを送ります!! 招待メールは、何かメールアドレスに届いたので、そこから承認してもらったら それでOKです(*´꒳`*) ただし、みんなが嫌がるような記事を入れたり、マガジンヘッダーや説明を勝手に変更した場合、マガジンから脱退してもらう可能性があります。 マガジンヘッダー募集中!私には画像を作れるような才能

おはよーございます!!一応・・・オリジナル曲付き と、フォローバックしてなかった方々失礼しました。ありがとうm(_ _)mございます

マガジンを購入すると全編(03:32)を視聴することができます。

AIとシンギュラリティについて ❸ - 音楽の神への信仰と争いが生まれる (2018年に思っていたこと)

人 工 知 能 が 音 楽 業 界 に も た ら す コ ト (注:これを記したのは2018年であり、ChatGPTが普及する前の予測が含まれている/当時、とある人工知能プロジェクトのコンサルティングを行なっていた)  AIによる作曲ソリューションを、人間の作曲家との対比で描く傾向が強いが、僕は、まったくそのようには考えていない。  それが音楽業界に起こす革命のテーマは「シンギュラリティ」ではなく、「大規模なパーソナライズ(マス・カスタマイゼーション)」や「オーダーメイ

AIとシンギュラリティについて ❷ - 科学技術ではなく精神の話では? (2018年に思っていたこと)

 AIに対して楽観的でも悲観的でもないが、シンギュラリティについて思うことはある。  僕もAIによる音楽創作プロジェクトに携わっているので、AIによるクリエイションを否定したいわけではない。むしろ、積極的に推進していきたい派だ。  ただし、いつまでも、ビッグデータ(大量の学習データ)のみに頼る存在であるなら、それは、知能ではなくシステムに過ぎない。  でも、これすら否定したいわけではない。  テクノロジーのみに依存しないシンギュラリティの起こし方、知能という存在感の生

息子へ/「恋」を「因数分解」に例えるシーンがあるかも知れないから、勉強しておけ。

 2015年2月24日 –––– 「勉強は、何かの役に立つからやるんちゃうんよ、  何の役に立つか分からへんから、やるんよ」  母から、よく言われた言葉。  たとえば––––因数分解。  レコード会社で働く僕は、実用的に使ったことなんてない。  でも、それを知らないと、 「恋の因数分解」ってタイトルが持つ  歌の深みが分からない。  恋を因数分解するとは、どういうことだろう?  本来の因数分解、ようは、数学であれば––––それを構成する「素数」=「1と自分自身以

第3章 / ○○○○○ - 誰が物語るべきか? 【前篇】 フランス料理はイタリア人がつくった文化。

【 第1〜2章のまとめ 】  第1章は–––– 「アナログならではの温かみ」「デジタルで撮影する」といった “感じ” で、よく使われる「Analog」と「Digital」に関して––––いざ、その意味を問われると「???」となってしまいがちな正体と性能を–––– 「だから、遠い未来も人はアナログに旅をする」  と題し、「どこでもドア」が普及した遙か未来の鉄道会社は生き残れるか、否かをプロタイピング(物語化)することで–––– ▶︎「モノづくりからコトづくりへ!」 ▶

だから, 遠い未来も人はアナログに旅をする. 〈前半まとめ/音楽業界(を目指す方)向け〉

音楽業界(某レコードメーカー)で、約20年、ディレクターをしているボクが書く––––〈音楽業界に興味のある方向け〉+〈DXやxRに興味のある方向け〉マガジン–––– 「だから、遠い未来も人はアナログに旅をする」 ––––から、音楽業界(を目指す方)向けの内容をキーノートにまとめました。画像中心となるため、どうしても「PC推奨」となっております。 もし、お時間許せば……以下のリンクから第1章/第1部(1−1)だけでもお読みいただければ、より深くお伝えできるやもです。 そ

無知の知とコレクティヴ - 神は、内に在るのか、外に居るのか?

我々が見ていないとき、空にかかる月は存在していないのか?  ミクロの世界では、大きな存在である僕たちの「普通」から見るとかなり異様なルールが敷かれている。  たとえば、分子を構成する原子やその原子を構成する電子、陽子、中性子、光の粒子である光子など、ごく小さな「量子」という「粒」は「波」のようにも振る舞う。  光子のダブルスリット実験が有名だが、コペンハーゲン解釈の理論的な不備、それを埋めるエヴェレットの多世界解釈など(大きな存在側から見た)異様さに関する議論は、否定や

第4章 / 古い記録が新たな記憶を創る魔法.

4−1  オープンソースの時代  今のレコードメーカーは、オリジナルのコンテンツ(音源や映像)をマテリアル化(※)することで、X次創作を通じた共創コンテクストが生まれやすい状況を促進している。  高性能なコンテンツ(アーティストやエンジニアが高い技術を活かして生み出す音源)だけではなく、それを取り巻くコンテクスト(後述する進化型リスナーの拡散行動や交流などで生まれる文脈)の上質さが「ブランド」を構築する場面が増えている。  品質だけでなく、プロセスの質もウォッチされる時

〈詩〉夜でもないのに泣いている。

鳴いてるだけか。 其を泣いていると 断じたのは、誰か。 飛んで火に入る泣きもせず 其は、ただ、鳴いている。 其らの世界とセカイは 同じたった一つだから。 ううん、そうじゃない。 抑、胸と心を(現を幻で) 分けたりしない。だから、 絶対の唯一を生きている。 どのような草も紙にはなりえず。 どのような水も喉しか潤さない。 あらゆる光に希望も絶望もしない。 僕らはどうかしら。 愛を込めたらラブレター? 数字を載せたら紙幣かな? 絵を描くならキャンバス? 鼻を噛むのは

音楽業界でディレクターになる資格 - 世界の不条理。 売るんじゃなく、救う。

 音楽だから楽しい! / 音楽だけが楽しい。  それこそが、音楽のプロになるための資格だ。  僕も、音楽に救われて、ここにいる。  レコードメーカーには「A&R」というプロフェッショナルがいる。ディレクターと言った方が、馴染みがあるかも知れない。「アーティスト・アンド・レパートリー」の略で、アーティストにまつわる「あらゆるを担う」という意志が込められている。  そして、僕は、1人のA&Rの存在意義 = 正義は、誰かの人生を、あるいは、その内の1日を、もしかすると、たった

自己紹介 - 倒置すればペテンになる捏造は書かない。

「 倒 置 法 で 直 す と ペ テ ン に な る 」  音楽業界の中のボクは、  某レコード会社で約20年、  ディレクターをしています。  まずは、入社するまでの経緯を簡単に––––  関西の田舎出身で、バンドをしていました。工業高校を出て、建築作業員をしながら、音楽活動を続け、夢破れ、お世辞にも一流とはいえない大学へ進学し直し、運良く、今の会社に拾ってもらいました。  入社2年目で(バンドをやっていたという理由だけで)宣伝部から制作部に転属となり、半年間のア

パンは、買われた回数が分かっても、齧られた回数までは追跡できない/無味無臭で舌触りのない音楽は、時空を「時間」と「空間」に切り分ければ……

時空の「時間」と「空間」を切り分けて、中央集権することで起こるムーヴメント。  テレビCMや新聞広告など「中央集権型」かつ「一方的」な施策だけでなく、SNSなどを活用した「分散型」かつ「多方向的(※)」なプロモーション施策を行うことは重要だが–––– 「収束(あえて集権を行使するコト)」は、決して「悪」でない。  ウェブ記事/スポティファイ/YouTubeなど、インターネット上の「多方向的なメディア」がユビキタスな(いつでもどこでも見聞きできる)であるのに対し、新聞/

第2章 / 悪くなれば, 悪くなるほど, 良くなる存在.

2−1 「脆い」の正しい反意語  人間は、すぐに世界を二分したがる。  善と悪––––ヒーローとヴィランに。  西と東––––自由主義と平等重視に。  青と赤––––生物学上の男性と女性に。  言い換えれば、肯定と否定をセットにしがちだ。  あなたが、善人であるなら、悪人ではない。  自由を優先するには、平等は軽んじるしかない。  彼は、男性であるなら、女性ではない。  ほとんどの人が、清濁併せ持つグレーなのに。  自由に平等を選び、平等に自由を与えるのが、理想なの