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ドイツで不妊治療の話①

婦人科編

結婚したのが遅かったので、早めに子供のことを考えたかったのだけれど
2年目まで夫にとってはまだ早かったみたいで、ずーっと待って
やっと始まる。

ここまでの道のりは長くて、まず婦人科で「不妊治療(Kinderwunsch)を考えています。」と伝えて、すぐに始まると思った私は拍子抜けした。
先生は私に「自分たちで試してみて1年経ちましたか?」と。
…え?!
私のネットで調べた情報は日本のことで、35歳以上は半年試してダメならクリニックにだったから、予想外の質問だった。
そして私は馬鹿正直に「半年です。」と返事をしてしまった。

もちろん「それじゃあ、また半年だめならまた来て。」と。

それから半年。
まずは検査から。超音波検査と血液検査をして、ホルモン値の結果待ち。
特に異常はなくて、この数値ならタイミングみて試してみてと。
それも自分で排卵検査薬を使って。

そんなんでできるならこの1年でできてたんだけど…😒

3か月ほど後にまた婦人科へ行くと先生から「そろそろここでできることには限界があるから。」と、私も早く専門のところに行きたかったからちょうどよかった。
というか、はじめから送り込んでほしかった…

そして私はクリニックを探して行くことに。
(ドイツではKinderwunschzentrumか大学病院で治療ができます。)

やっとクリニックまでたどり着いたのだけれど、ここからがまた長かった…

2021年8月 検診時に不妊治療の意思を伝えて(また半年後と帰される)2022年4月 婦人科で相談開始
2022年5月 排卵しているか検査
2022年6月 たぶん排卵しているか検査
2022年7月 家庭医で甲状腺の検査を受けるよう言われる
2022年9月 クリニック(Kinderwunschzentrum)の初診
この間のどこかで夫も検査しているけど、いつ頃だったかは忘れた。

ざっと1年。子を望んでからは1年半。
その間私は年を取るだけで、常に不安があった。
ストレスが良くないのは百も承知だけれど、このスピード感がストレスでしかなかった。何度も日本だったら…と考えたけど、ここはドイツ
これが通常通り。

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