違うけど、理解も出来ないけど、
あーこの人、好きだなと思う人が
たまに現れます。
最近、彼らの共通点にふと、気付きました。
「フラットさ」です。
平等でも公平でも冷静でも
ピンときません。
フラット。
この和製英語がいちばん、しっくりきます。
年齢や立場などの上下を過度に重要視しない
誰に対しても分け隔てなく接する
感情の起伏が比較的一定で穏やか
わたしの思う「フラット」は、こんな感じ。
夫も、唯一の友だちも
そういえば、フラットな人です。
小説を読んでいて心地よく、言葉選びや表現に引っ掛かりを覚えることもなく、つい過去作や最新刊を確認してしまう作家さんもそう。
noteで、ついついフォローしてしまう人も。
逆に
年齢や立場を利用して支配しようとする人
あからさまに偉い人に媚びへつらう人
機嫌の善し悪しで別人のようになる人は
すごく苦手です。
…
でも、わたしの苦手な人が悪人とも限らないんですよね。
人に従っているのが楽、という人もいるし
お世辞が大好きな人もいるし
スリルとサスペンスを楽しめる人もいる。
お互いがちょうどよく収まっているのなら
どちらも息がしやすいと思うのなら
周りから見てどんなに歪な関係に思えても、外野が口を挟むべきではないのかもな、と思います。
苦手な人たちのことを
信じられない、とか
滅びればいいのに、とかは
あんまり思いません。
(稀にちょっと思うけど)
理解、しなくてもいいんですよね。
理解なんて、ほとんど不可能だし。
それでも尊重する為に
適切な距離を取りたいというだけ。
フラットな人と接していると、こちらも穏やかでいられるのが有難いところです。
命令されるのも、やけに気を遣われるのも居心地が悪いし、いちいちオーバーリアクションをされると、こちらも揺すぶられて疲れてしまう。
わたしは、協調とか全体、よりも
「個」を大事に思っている
ということなのでしょう。
余談ですが、フラット/♭は音楽記号で「半音下げる」という意味もあって、半音上がってる人(シャープ/♯)より、下がってる人のほうが好き、というのもあるかもしれません。
レのシャープより、ミのフラットの方が好き。
(伝わらない)
以前「わたしはネアンデルタール人かもしれない」というnoteを書いたら、笑えるほど閲覧数が伸びませんでした。
※唯一「スキ」を下さったなつみんさん、ありがとう…
あ、ちょっと頭のネジがおかしい人かな?と思われる方が多かったのでしょうか(正解ですよ)。
一方「わたしもあなたも宇宙人かもしれない」という記事には多くのスキをいただけました。
題名の違い、でしょうか。
分からないものです。
ネアンデルタール人でも
ホモサピエンスでも
宇宙人だって別にいい。
わたしはわたし
あなたはあなた
違うけど、理解も出来ないけど、
それはそれでいいよねと
安らかな気持ちで生きていきたいのです。
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