見出し画像

梅干し作り/怠け者でも作れたよ

梅シロップ作り、からの初めての梅干し作り

に、「挑戦した」という言い方はあまり好みではありません。

梅干し、試しに作ってみました。
くらいの言い方がよいでしょうか。
(知らんがな)

わたしは、怠け者です。

仕事中、誰に依頼されているわけでも圧を掛けられているわけでもない事柄に、積極的且つ能動的に取り組んでいる人を見る度、すごいな、仕事がすごく好きなのか、頑張っていると評価されたい人なのかなと思って眺めています。

また、人の為に何かをして、お礼や見返りが無いことで不機嫌になったり悪口を言ったりするぐらいだったら、最初から何もしないほうが真の「人の為」なのではないか、とも思っています。

だからわたしが何か行動を起こすときは、わたしがわたしの為に執り行っていることなので、感謝とか感激とかは要りませんという姿勢、一択。

梅干し作りに挑戦したの!
と表現するとどこか、褒めてほしい感じが出てしまう気がして、わたしの意志に反します。

だから「まぁ、試しに作ってみました」くらいのニュアンスが妥当かなと思ったのです。
(前置き長い)

***

梅シロップ作りも梅干し作りも、梅の種類は違えど、下処理は大して変わりません。

洗って拭いて乾かして、1つずつヘタを取る。(単純作業、楽しい)
あとは甘くするか、しょっぱくするかだけ。
(ざっくり)

注意点は、いずれもとにかく消毒・殺菌です。

カビが生えたり発酵してしまったりしたものを何とか復活させるよりも、発生させないように最大限の注意をする方が簡単だと思われるからです。

あと、梅シロップは漬ける為のガラス瓶さえあれば特別な道具は不要ですが、梅干し作りには他に重しと、巨大で平たいザルが要ります。

あるもので代用することも出来るけれども、結局のところそれ専用のものを買ってしまった方が格段に楽です。

わたしは今回、重しとしてペットボトルと片栗粉を使いましたが、ズレるわ崩れてくるわで結構、手間がかかりました。

来年は重しを買う。
面倒がらずにホームセンターに行く。
暑くてもホームセンターに行く。
(備忘録)

梅干し作りのクライマックスとして「土用干し」というのがあります。
本来、夏の土用の時期に干すらしい。

でも外は暑いしセミがいるし休みが合わないしで、わたしはこの時期に干すことが出来ませんでした。
グズグスしている内に秋になり、割と涼しくなってから干しましたが、何の問題もなく乾いたし、一緒に干した紫蘇でゆかりちゃんも作れました。

梅干しは、梅干しだけではなくて副産物がすごいです。
もはや、ゆかりちゃんと梅酢の副産物が梅干しなのではないか、と錯覚するくらいに。

おからと豆腐って、どっちが残りかす?と混乱するくらいに。

ちなみに、つい数年前まで近所のお婆ちゃんに毎年梅干しを作ってもらっていました。
お婆ちゃんご本人は梅干しが好きじゃなくて、でもわたしが喜ぶから作ってくれていたんですって。

この、怠け者でもギリギリいける、というくらいには面倒な作業を、好きでもないのに毎年執り行えるなんてすごいなと、お婆ちゃんへの尊敬の念を再認識しました。

作ったんだけど、うちはあんまり食べないから食べてくれたら嬉しい、というスタンスで持ってきてくれていたお婆ちゃん。
本当にありがとう。

↓梅干しの作り方は星の数ほどあるみたいです。
一番見やすかったサイトを参考にして作りました。
レッツトライ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?