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「万年筆にまつわる物語」をテキストを使わず画像のみでLTしてみました!

もすです。はた(@hatamasa1982)です。
先日ノンプロ研の「文房具を語る会vol.2」に登壇しました。

愛用のモンブランの万年筆にまつわる物語についてお話させて頂きました。
今回はテキストを使わず画像のみでLTしてみました。


これはモンブランの万年筆です。最近久しぶりに使いました。書くことが楽しいと思わせてくれる万年筆です。今日はこの万年筆にまつわる物語をお話したいと思います。
突然ですが皆さんは宝くじにあたったことありますか?実は僕の両親が当たったことがあったんです。その額なんと100万円。僕が小学生に入ったころなので、35年くらい前でしょうか?実はその宝くじはたまたま祖父母からもらったものだったそうです。皆さんは人からもらった宝くじが当たったらどうしますか?
両親は祖父母にハワイ旅行をプレゼントしたそうです。まぁそれくらい当然ですよね。その時に私の父が、僕と弟に将来的に使えるものを何か買ってきて欲しいと頼んだそうです。僕は当時の記憶はほとんどないですが、祖父母を空港に迎えに行ったことだけ覚えています。僕が父から万年筆のことを教えてもらったのはそれから数年たった小学校高学年に入ったくらいだったと思います。
父親からは成人したらお前にやると言われていました。僕と弟の万年筆はずっと父の机にしまわれていました。僕は時々こっそり開けていました。さすがに使うことはありませんでした。万年筆が何かもよくわからないまま、いつか自分のものになる日を夢見ていました。
そしてその時はやってきました。社会人になったタイミングだったと思います。正直もらったときは結構熱が冷めていました。しばらくは僕の机のなかにしまったままでした。就職して2~3年後でしょうか、ふと使い始めました。そうするとハマるんですよね。
毎日持ち歩きます。スーツの胸ポケットにいつも挿していました。万年筆を使っている自分に酔っていたと思います。事務所でも営業先でも極力使いました。実は「お、万年筆つかっているね!」という声はほとんどなかったです。むしろ「ちょっとペン貸して」って言われて勝手に持ちだされ、ボールペンのつもりで使う人いて「ちょっとまって!」そんなに力いれないで!っていうことの方が多かったです。いつも一緒です。
そして時間は流れ、実はキャップが緩んでしまいました。修理に持って行っていきましたが、修復は不可能と言われました。1軍として毎日持ち歩くのは不可能になりました。今は事務所の机に常備しています。時々ペンケースに入れて持ち運ぶこともありますが、突然キャップが空いたら悲惨なことになるのであまり持ち歩かないようにしています。そして新たなパートナーを見つけました。
パイロットのノック式万年筆。素晴らしい発明です。ボールペンに近い感覚で使えるから特に仕事の際に重宝します。しばらくはこればっかり使っていました。でも、ふとした時にモンブランの万年筆を使ったときに書くのが楽しい!ってなったんですよね。いずれにせよ万年筆が大好きです。どうしてでしょうか?ふたをはずすのは面倒だし、手にインクはつくし、太字になってしまうし、紙によっては裏に移るし、多分比較表にまとめたら、圧倒的にボールペンに負けると思うんですよね。だけど、だけどよ
何よりも書くことが楽しい。そう思わせてくれるのが万年筆です。楽しいってそれだけで、不便とかすべてのデメリットが消えています。理屈じゃないですよね。好きなんですよ。メモすることはボールペンできますが、僕の体は「アイディアを出す、考える」という行為は万年筆じゃないとできなくなってしまいました。ちなみにこれは来週のzoomInの下書きです。これがどんなスライドになるのかも楽しみにしてもらえたら嬉しいです。そしてこれからもそんな万年筆ライフを僕はこれからも楽しみたいと思います。
ということで最後のメッセージです。今日は途中のスライドにテキストを一切使わない発表でした。ありがとうございます。

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