子育ての「手抜き、サボり」の定義とは?

今回は「手抜き、サボり」の定義について話をします。よく私はあおいとり幼児園に来ている保護者の方や、色々なお母さん達に「上手に手抜きをしながら、そして上手にサボりながら、大変な育児をこなして下さい」と話しています。


ここで、着ぐるみの話をします。

よくテレビで、動物の着ぐるみを着た芸能人が着ぐるみの中で汗だくになっているシーンをよく見ます。
着ぐるみは、厚い重く、息をするのにも中々大変な衣装ですね〜😅

お母さん達は、その着ぐるみを着て、毎日頑張っていると捉えてみて下さい。

・奥さんという着ぐるみ
・母親という着ぐるみ
・それぞれの職場の立場、ポジションという着ぐるみ。
親戚の集まりの中では嫁という着ぐるみ

色々なところで色々な着ぐるみを着て、責任を全うしていると思います。
24時間、365日ずっとその厚く重く、息をするのにも中々大変な着ぐるみを着続けている事は、中々大変な事です。

そして、さらに大変なのは、その着ぐるみが、さも自分であるかの様にまで思ってしまい、ほんとうの自分が分からなくなってしまう事です。

ここで、最初に話した「手を抜く、サボる」の定義を話します。


これは育児においてやらなくてはいけない事をやらない!という事ではなく、そのやらなくてはいけない事を元気にやる為の力を貯める為に「手を抜く、サボる」という事です。

【あおいとり幼児園での声かけの例】
「子どもを預けて夫婦でデートに行って来て下さい」
「子どもを預けて友達と買い物に行って来て下さい」
「たっぷり家で昼寝をしてから迎えに来ても良いですよ」
「たまには一人になって好きな事をやる時間を作って下さい」など、


色々な事を提案していますが、これは全部、「着ぐるみを脱いで気持ちも体も軽くなって、力を貯めて元気になる為」です。

って考えると「手抜き、サボり」は必要ですよね😁
今回の投稿に載せた写真は、そうやって夫婦で登山デートをして、山頂で撮ったお土産写真です👍

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