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【読録】東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術/西岡壱誠ほか

ものすごく久しぶりに読書の記録をつけてみます。
今回は『東大メンタル「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術』を読みました。
この本を選んだ動機は、なかなか進まない語学の学習スピードを上げたいと思ったからです。
この本によると、東大合格に必要な力は「メンタル」。おそらくIQとかはそれほど関係ないということなのでしょう。
自分の語学の学習や仕事に応用できそうな内容を以下に記録しておきます。

●メタ認知能力

東大受験に必要な能力のひとつに「メタ認知」があるらしいです。
メタ=meta 英英辞書でひくと「beyond or at a higher level」
「超越」とか「高次の」といった意味があります。
Chat GPT先生は次のとおり解説してくれています。

客観的に自己分析して戦略的に学習を進め、(合格するために)最も効果的・効率的な学習方法を選択することができる人が合格に近づくということでした。
逆に闇雲に「量」で勝負する人はまず受からないということですね。
これって当たり前のようですけど、冷静に自分を分析することができる人はなかなかいないものですよね。
科目の得意不得意もあるでしょうし、自分の思い込みを排除することって簡単にはできないです。
おそらく東大に受かる人はこういうことが自然にできているのでしょう。

●マインドコントロール

そしてメタ認知能力を使って、次のように組み立てていくと自分自身のマインドをコントロールできるようになるそうです。

  1. 現状把握

  2. 理想描写

  3. 理論提供

「現状把握」はもちろん現在の学力や学習環境を客観的に把握すること。
「理想描写」は合格に必要な点数や偏差値を認識すること。
この2点から現実と理想のギャップを知ることになります。
最後に「理論提供」によって、このギャップを埋めるためにクリアすべきステップを自らに課す。
この3要素、実は悪徳商法やカルト宗教の勧誘でよく使われるマインドコントロールの手口と同じらしいです。
マインドコントロールも使い方次第では東大受験に使えるんですね。

●あとは目的意識をしっかりと

おそらく明確で聞こえの良い目的はなくても東大合格には支障ないと書いてあるような気がします。
自分の中にある小さな動機を極端に盛って必要性を自分自身に刷り込むことによって、やりたくないという心理から「やりたい」「続けたい」という心理に持っていくことが重要なんですね。
目的を深掘りする時間がもったいないから、まずは自分の中で明確になっている目標を目指してとにかく行動する。
語学の学習でも仕事でも活かせそうです。早速手を動かさねば。

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