アーティストがお仕事になったきっかけはブログ読者さんからのご依頼だった
「ワクワクすることを行動に移す」というけれど、これが果たして何の役に立つのかとか、これをしたからどうなるとか・・・
そんなことを期待したり、考えてから行動することはよくあることだ。
ワクワクしてるけど、これをしたから・・・じゃあ何なの?
何もならないんだったら行動する意味がないんじゃない?
そんなところだ。
行動に対する意図と計画
計画を持って行動する、考えてから行動する、理由があって行動する・・・
日本人はそんな感覚を持っている方が多い印象があり、私も少なからずあると思う。
ただ、ワクワクするから行動したことで、これが何の役に立つのか、何のためになるのか、どこにつながってるのか、その時は全くわからなかったけれど、後につながったという経験がたくさんある。
絵を描くという新たな挑戦
アーティストとしての経験がわかりやすい例だ。
今、アート、絵をお仕事としてさせて頂く機会を頂いている。
ことの始まりは長男を妊娠中に突然絵が描きたくなったことからだ。
それまで絵を描くことには苦手意識があった。
そのため、絵を描こうと思ったこともなかった。私は絵が苦手なんだという思い込みを持っていた。
なぜならそれは、小学校の時に自分が描いた絵を先生に直されたことがあったからだ。
それが原因のひとつでもあるのだが、絵に関して褒めてもらったこともなく、苦手なもという思い込みがずっとあった。
それが妊娠をきっかけに描きたくなったから、自分でも驚きだ。
出産直前の1、2ヶ月前、お仕事もお休みに入り、ゆっくり体調を整えるような時期に差し掛かっていた。
しかし、何かしてないと落ち着かないし、時間は比較的あった。 急に苦手だった絵を描きたいという衝動にかられたのだ。
ちょうど実家にあった、昔使っていた色鉛筆だとか鉛筆だとか紙、有り合わせのものだけで、ゆるりとお絵かきを始めたのだ。
絵を自由に描く楽しみ
目に見えるものを描くのは特に苦手意識があった。
そこで、目に見えるものではなく、目には見えない世界、スピリチュアルな世界や宇宙、そういったものから自分が見えるものを描いた。
そこには概念がないので、自由な表現をすることを自分に許すことができた。
太陽が出てるけど同時に月も出ていたり、宇宙空間にプレゼントの紙袋が浮かんでたり、羊やいろいろな動物が音符に乗って動いてたり・・・。
誰にも見せるわけでもないし、自由に描いた。 それは決してお世辞にも上手な絵ではなかった。
ブログを通じた絵の依頼と活動開始
そのように、時間がある時に描くということを楽しんでいた。
その頃、私はアメーバブログをかなり頻繁に更新していた。
友人からのアドバイスもあり、恥ずかしい思いも持ちつつ、そこにブログの日常の流れの中の一コマとして絵を載せ始めた。
ブログは毎日作っているお料理、スピリチュアルなこと、天使からのメッセージ、子どもと過ごしたことなど、日常の些細なことから不思議なことまで、いろんなことを毎日更新している内容だった。
そんないろいろなことの一コマに、絵をのせたのだ。
すると読者さんから、「私を絵に描いてもらえませんか? 」というご依頼をいただいたのだ。 それはお仕事としてのご依頼だった。
その方とお会いしたことはなかったのだが、私がエネルギーやビジョンを見るのが得意だということは、ブログから感じ取ってくださっていて、それを信頼してくださっていた。
それを踏まえて、つまりその人のエネルギーをチャネルリングなりで描いてもらえませんか?
という感じでお声をかけて頂いたのだ。
アート制作を通じた夢の実現
その当時、ブログのアイコン、つまりプロフィールのアイコンに私の描かせていただいた絵を使っていただけたらすごく幸せだなと思っていた。
そしてそれが私の一番最初の夢になったのだ。
最初に声をかけていただいた方のアートを制作してお渡ししたところ、とても喜んでいただき、その後もご依頼がどんどん続いていったのだった。
プロフィールのアイコンに私が描かせていただいた絵を使ってくださった方もたくさんいた。
つまり私の夢が一つ叶ったことになる。
最初に声をかけてくださった方や、その時に声をかけてくださった方、その後に続いてくださった方、何よりもブログに掲載することを背中を押してくれた友人。
いろいろな方のおかげで、アーティストとしての活動ができるようになったのだ。
ワクワクすることを行動に移す重要性
まずは、私がワクワクを行動に移すということをしてなければ、そもそも何も始まっていなかったということが重要である。
行動に移したけれども、それを外に出さなければ、お声をかけていただくこともなかった。
そして、絵とは全然関係ないブログを楽しんで毎日やっていたことがつながったとも言える。
一つのことだけではなく、ワクワクを行動した結果、いろいろなことが補い合って形になったのだ。
始めた頃や取り組んでいる最中は、何も期待がないのだ。 こうなると思って行動したのではないのだ。
ワクワクを行動するということは、先は見えないものだが、すごく大切なことであり、自分では見えていないキーワードを拾っていくような作業だとも思う。
そんな流れの中、一つ一つの夢を叶えていく。
そんな夢も、叶うと夢ではなくなり、次の目標が生まれる。
その経験をもとに、さらに広がりを見せたり変化しながら、自分なりに成長しつつ、いろんなことに関わって自分を高めていくものだなと感じている。
今も、ワクワクすることにチャレンジし続けている。
そんな中でも、簡単なワクワクもあれば、ちょっとハードルの高いワクワクもあり、継続するのが大変に感じることもある。
しかし、まずワクワクすることに出会えているということがすごくハッピーなことなのだ。ワクワクすることに取り組むことができるというのは、ものすごい豊かさである。
まず最初の第一歩、ワクワクすることを行動するということをやってみる、これが大切だと個人的には実感している。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
無限の愛をこめて。
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