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良き相棒

昨晩は彼女とビデオ通話をしました。
オーストラリアでも変わらず楽しんでいるようで、
僕としましても大変安心いたしました。
行く前は、
Very nervous
と、母国なのにそんなことを漏らしていて、
楽しい里帰りになってくれたらな、
そう願っておりましたので。
心待ちにしていたミートパイを食べて(日本のパイとは使われるスパイス等が異なるようで、彼女の舌には風味絶佳だそうです)、
日本では考えられない、
クリスマスのビーチを満喫して、
家族同士でプレゼント交換をして、等々、
リラックスしながらも良い時間を過ごしているようです。
通話中、
kitty
と彼女は僕の腕の中にいるkittyに呼びかけて、
kittyはその声を知っているのか、
どこにいる?
と、目をきょろきょろさせておりましたが、
画面に移る彼女を彼女と判断することは難しいようでした。
鏡を覗いているときも、
その仕組みをいまいち分かっていないようで、
kittyが鏡越しに僕を見ているときに、
kitty
と呼びかけて、
現実の僕のほうに注意を向けさせると、
なぜ二人も?
と、困惑気味に見比べているときもあります。
ですから、
画面に映る彼女も、
現実のものとは判断できないのでしょうかね。
平面に映る姿はまた別物に見えているのでしょう。
一時間ほど話したところで、
お互いに眠たくなってきましたので、
通話をやめて、
僕はベッドに直行したのですが、
kittyも僕と同じ気持ちだったようで、
とことこと付いてきまして、
僕が横になったすぐあとに、
くんかくんかとやってきまして、
眉毛をぺろりとやられましたので、
すかさず布団を持ち上げて、
kittyとともに仲良く就寝いたしました。
僕との二人暮らしのペースを掴んできたのか、
幾分かリラックスして見えて、
幸せこの上ないですね。
彼女が平面から飛び出して、
kittyの目の前に現れるその日までは、
kittyの良き相棒でいたいですね。
そのあとは、
ママである彼女への愛情が爆発して、
僕のことは二の次になってしまうでしょうから。
それはそれで見ていて幸せですので、
おーるおっけーでございます。

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