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漢字

教科書サイズの小さな黒板を購入してきた彼女は、漢字の練習をそこで頑張っております。
ノートに書くより美しく見える、という発見に興奮しながら。

書いては消して、書いては消してしておりますと、チョークですので当然、白い粉がいくらか出てくるわけでございまして、指が白くなってきてしまいます。

皮膚の弱い僕は、荒れたりしないだろうか、そんな心配をするのですが、皮膚の強い彼女は、ティッシュできゅきゅっと拭いて、また、かっかっかっ、漢字を書き書き。

漢字を書く機会はほとんどないので、僕も一緒になって黒板に書いたり、空に書いたりしているのですが、何、伺、このような簡単なものを混同しかけるようなことが度々。ショック。

漢字を書く機会はこれからもどんどんなくなっていくでしょうから、書ける必要性というものもなくなっていくかもしれませんが、どうしてか書ける状態を維持しておきたい気持ちがございます。

漢字のこと、好きなようでございます。

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