警備員さん
トイレに行こうとすると、先客がいることが多々ございます。
ドイツを訪れた際、駅構内のトイレに行ったのですが、自動販売機のようなものに、いくらかお金を入れて券を購入して、やっと入れるようなトイレだったように記憶しております。
どのボタンを押すべきなのか、ドイツ語でしか書かれていなかったので分からなかったのですが、すぐさま警備員さんらしき女性が近づいてきて、Are you an woman?そう尋ねられまして、No. I’m a manなんて人生で初めて口にしました。
そんなこともありますよね。
話は戻りまして、我が家のトイレの先客、kittyはまさにこの警備員さんのように、誰か来ないか見張っているわけでございまして、僕がトイレに入ると、ささっとプライベート空間を与えてくれるように出て行き、ドアの近くで次はトイレの外を見張ってくれます。
そして、僕がトイレから出て来ると、警備員役には満足したのか、そろそろ僕の後ろをついて来て、どこか良さげなところにどすんと身体を横たえて休息に入ります。
大役を果たしたかのような満足感を発しているところがkittyの良さなのは言うまでもなく。
good job、お疲れさま、そんな言葉よりも真っ先に、おやすみ、そう口にします。
それから数分のうちに眠りに落ちてしまえるところもまたkittyの良さなのは言うまでもなく。
我が家のトイレは安全でございます。
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