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Play with me!

夜中、kittyにその日一番の元気がやって来てしまいますと、僕たちの深い眠りはあっさりと吹き飛ばされてしまい、kittyが疲れるまでの間、限りなく覚醒に近い眠り。

たまに僕は眠るのを諦めて、起きたままのことがございますが、より長い眠りを好む彼女は、ちゅちゅちゅ、始めはkittyのみゃーおに応えながら落ち着くのを待ち、次にはいつまで経っても落ち着かないkittyにhahahaと笑みが溢れ、終いにはkityyyyと落ち着いてほしいという願いに嘆きの色が加えられます。

kittyは僕たちのどちらかに起きてほしいのか、彼女側、僕側、交互に何度もやって来て、みゃみゃみゃ、そんな呼びかけ。

3度目kittyがやって来ると、僕は折れると言いましょうか、眠りを諦めて、近くにいるkittyを抱き上げて、ベッドをあとにします。

僕が起きたことにいくらか満足するのか、kittyはしばらく静かに僕の側にいますが、元気が戻ってくるのは突然で、たたんたたんたたん、軽快に走り回って、みゃーお。

kittyのみゃーおの翻訳は彼女の専門分野で、僕はあまり訳すことがうまくないですが、このようなときのkittyのみゃーおは、I’m here. Play with me! そんなprinceの要求なのではないかと思っております。

ほんの少しでも僕が動くと、だだだ、遠くに逃げて、次はどうくる?そんな目でこちらの動向をうかがっておりますので。

眠りを欲する彼女のために、kittyの遊びに付き合うことはそのときはできませんので、その埋め合わせとして、適当な時間に遊ぶようにはしております。

暗闇イコールおやすみ時間とはならない、彼女が言うところのcreature of the nightのkittyでございますので、ここが唯一の僕たちとkittyの間にある大きな違いでしょうか。

眠っていてくれ、そう思うのは僕たちのエゴなのでしょうね。

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