思いよ、届け。

トイレ時間はハッピータイム、
僕たちはそう読んでいるわけでございますが、
その空気がkittyには伝わらないようでございます。
kittyはトイレが近くなると、
そわそわし始め、
誰もいない部屋で、
みゃおーん
と鳴いたり、
走って僕たちのところへ来て、
僕たちが一歩でも動けば、
ざざっと逃げて行ったり、
どうにも落ち着きがなくなります。
kittyのトイレの前の行動というものは、
明かにトイレへの助走だと分かるものでございます。
夜の静寂を見事なまでに蹴散らしてしまいますので、
夜中にそれが来てしまいますと、
僕たちも目を覚まさずにはいられません。
kitty, please
そう願いつつ、ベッドでじっと。
そうしてようやく、
kittyがトイレの砂をがっがっとする音が聞こえ始めると、
good job, kitty
安堵。
どのような感情なの、
分からないことがございまして、
トイレの砂を数回かいた後、
みゃおーん
大きく鳴いてから、
またがっがっとかき始めて、
しばらくしてからハッピータイム終了。
トイレから出るタイミングで、
みゃおーん
再び。
ハッピータイム前後の経過を報告してくれているのでしょうか。
本能的ななにかなのでしょうか。
いずれにしましても、
済ませた後は、
ささっとベッドにやって来まして、
暖かい布団の中に潜っていこうとしますので、
済ませる前にどれだけストレスがかかっていようが、
終わってしまえばきれいさっぱり流してしまえるようですね。
良い性格たらこの上ない。
いつの日か、
騒ぎ立てることもなく、
ハッピータイムをハッピータイムとして、
楽しんでもらえたらな、
なんて、密かに思っております。
思いよ、届け。