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舌を出して生きてみよう

指を差し出せば舐めてくれます。
おでこを近づければ舐めてくれます。
挨拶のように、
どこでもぺろぺろと舐めてくれるkittyでございますが、
舌をしまい忘れることもしばしばでございます。
長過ぎてはみ出してしまうのかもしれませんが。
堂々とした表情と、
ぴとっと出た舌のお茶目さがマッチせず、
なんとも笑いを誘うお顔になっているわけでございます。
小さな頃はもっとお顔も小さく、
今以上に頻繁に舌をべろんと出していたようですが、
歳を重ねて大きくなると、
その外に出ている舌の面積は小さくなってきたようでございます。
それでも出ているのですが。
試しに僕も、
舌を少しばかり出しながら、
これを書いてみているのですが、
外に出しっぱなしにしておくには、
十分な長さではないようで、
油断をすればさっと中へ戻っていってしまいます。
それに、
口呼吸をしているわけではございませんが、
どうしてか息苦しい感じもいたします。
普通ではないことをしているぞ、
そのような感覚が、
脳から身体に伝わって、
どこか緊張をもたらしているのでしょうか。
自分の軸に基づいた「普通ではない」感覚は、
しばしば緊張をもたらす厄介なものだと思いますが、
舌を少し出す、
そんな小さなことでも、
息苦しさを感じさせるほどに緊張をもたらしているのは、
とても興味深いですね。
いつも通りで常にいたいのでしょうかね。
その点、kittyは、
生活環境にさえ慣れてしまえば、
どこでも寝られますし、
なにをされても寝ていられますし、
僕よりよほどどーんと構えて生きているのかもしれません。
強風や、雷など、
外界の急な大きな音には、
何事、
と、身構えておりますが、
それ以外は特に気にしている素振りは見られないように思います。
僕もたまには舌を出しながら過ごしてみましょうか。
息苦しさを感じなくなったら、
そのときがやめ時だということで。

少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。