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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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2020年10月の記事一覧

寝返り

kittyの寝返りはとても大胆で、その大胆さに自分自身でも驚くのか、寝返りを打った途端に目を覚ますこともあるようでございます。 横を向いて寝ているときにその大胆な寝返りは起こるのですが、床を蹴るでもなく、お腹の力でしょうかね、身体をぐるんとねじって仰向けになり、うまくいけば、反対側を向いて横に。 大抵の場合、kittyはなにかにもたれながら眠っておりますので、この寝返りをするとき、ねじった方向に壁がありますと、どん、その壁に阻まれて、仰向けなっております。 仰向けになり

柴犬

動物が大好きな彼女でございますので、犬も大好きで、散歩中の彼らに出くわすと、so cute、賛辞を惜しみません。 犬は犬でも、柴犬は特に好きなようで、shiba、連呼しまして、お尻のフォルムの美しさにいつでも言及しております。beautiful butt、何度聞いたか分かりません。 そんな柴犬の顔で埋め尽くされた靴下をネットで見つけ、買うしかないね、そのような勢いで購入。 届いて開けてみると、まあ怖い。すみません。彼女は、へへーん、なんて変に笑っておりましたが、気に入っ

素のまま

ガチャガチャがあれば、どんなものがあるのか気になってしまう僕たちでございまして、よくあるものの一つの猫用の衣装への興味が特に。 kittyは間違いなく嫌がるだろうな、というところで僕たちの意見は一致しておりますので、そのガチャガチャを回すことはないのですが、目にするたびに、頭の中でkittyに着させてみております。 着るという点で、kittyはふさふさの柔らかい毛に覆われておりますので、服なんて全くもって必要のないものだろうとは推測いたしますが(毛繕いもできない)、毛布を

羽毛布団

kittyがお布団を好きなことは明らかで、kittyを抱き上げてお布団の上に乗せると、しばらく停止してから、すとんと身体を横にして、リラックスモード。 好きで心地よいからこそ、なのでしょうか、毛布の上でくつろぐかどうか、じーと考える素振りを見せております。 十分遊んだか、トイレは済んだか、お腹は空いていないか、そのようなところを確認していっているのでしょうかね。 夜、ベッドで寝転ぶ前には、僕も、歯磨き、トイレ、ストレッチ等確認事項がございますので、同じようなものなのでし

ジャンプ

ジャンプがあまり得意ではないkittyは、ベッドや椅子の高さであれば、みゃっ、気合を入れて飛び乗ることができますが、それより高い机等になりますと、飛び乗れるかなどうかな、見上げながらそわそわしております。 それから気合を入れてジャンプしてみるかというとそうではなくて、みゃっ、悲しい声で諦め。 その姿があまりに悲しいので、抱き上げて机に乗せることが多いのですが、彼女がkittyのためのルール、机の椅子は常に飛び乗れるように引いておく、というものを作りました。おめでとう、ki

かくれんぼ

おもちゃをパンチパンチし始めると、遊んで、そのサインだと分かりやすく、おもちゃを手に取ってともに遊び始めるのですが、おもちゃを使わずに遊んでほしいとき、かくれんぼのような遊びをしてほしいとき、そんなときは鋭い視線を送ってくるkitty。 かくれんぼのような遊びというものは、kittyの視界に入らない場所に隠れる僕と、僕を見つけて突進してくるkittyの、とてもシンプルなもの。 見つける役がkittyでございますので、その遊びを始めるのもkittyからでございまして、kit

陽の中prince

陽が差し込む時間帯、kittyは起きているのが難しいようで、確実に眠っております。どこに触れようが眠っております。 日陰にいればほんのり肌寒い、そんな季節の日向ぼっこは、見えないブランケットのようで、混じり気なしの優しさに包まれるよう。 そんなところに、睡魔の「す」の字でも入り込んできたならば、ぐわんと落ちて、さようなら。 kittyの眠りも理解できるものでございます。 眠りの浅さ、敏感過ぎるゆえの眠りの浅さ、そのことで有名なkitty(勝手に)ですので、陽の中で確実

おしりぶんぶん

kittyはたまにしか鳴きませんが、ぶんがーお、とても高い声。 語尾がすぼんでいく鳴き方なので、寂しい響きがいたします。 実際、kittyが鳴くときというのは、多くの場合、構ってほしいときでございますので、おもちゃを手にすると、待ってました、そう言わんばかりの勢いで、おもちゃに飛びついてきます。 おもちゃをねずみに見立てて、そわそわと床を這わせますと、kittyは狙いを定めるために、重心を低くして、ここが僕のお気に入りなのですが、陸上選手がスタートのために足の置き場を整

itchy

顎が痒くなることが多々あるようで、後ろ足で器用にかりかりしておりますが、その強弱を調整するのは簡単ではないようでございまして、よくかき過ぎて傷ができてしまっております。 傷はほんの浅いものですので、すぐにかさぶたのような黒いものに変わり、病院で頂いた薬を塗っていれば完治するのですが、数日経てばまた傷。 kittyの頭を撫でようと手を伸ばすと、kittyも同時に首を伸ばして、顎をかいてくれ、そんな合図。 顎をかいていると、たまらない、そんな表情で目を閉じてしまいますので、

おやすみの毛繕い

kittyのおやすみのサインは、念入りな毛繕いでございます。 手足、お腹、背中と、届く範囲は全て毛繕いをしていって、全て終えると、体勢を整えて、おやすみなさい。 夜にだけ行う念入りなもので、日中は強烈な睡魔が襲ってくるようで、毛繕いの時間もなく、横になった途端に重たすぎるまぶたにじーと耐えて、耐えて、耐えて、ばいばい。 それでも、横になる場所だけは吟味しているようで、壁にもたれるだとか、陽の当たる場所に行くだとか、とことことことこ探しております。 最近では、ベッドで寝

布団の中

寒さから、kittyは布団の中に潜って眠るようになりました。嬉しい。 足元だったり、お腹周りだったり、場所はさまざまではございますが、眉あたりを舐めて、中に入れて、合図を送り、布団を持ち上げると、そろそろと中に入り、適当な場所にすとん。 身体を密着させるようにもたれてくれるので、接している部分の温もりがたまりません。快眠。 kittyとともに布団の中に潜ってみたことがあるのですが、酸素が薄くて息苦しく、すぐ退散。 眠っているときのkittyは、ぐぅー、やら、ふっふっ、

ケケケケケ

ケケケケケ、という鳥を眺めているときのkittyの声をしばらく聞いておりませんが、依然としてバードウォッチングはある程度は好きなようで、たまに真剣なときがございます。 窓際に座ってじーと眺めるのがkittyの基本スタイルで、熱中し出すと、身体を乗り出して、今にも狩りに行くかのように、後ろ足を少しかいて、走り出せるポジションに入ります。 鳥が飛んで行くまでこのにらめっこは続き、飛んで行くと、哀愁漂うkittyの後ろ姿だけが残される、そんな流れ。 稀に、kittyが夢を見て

お風呂場直行

kittyのおトイレ事情は健康そのもので、朝ごはんを食べると、すっきり、そのような素晴らしい流れでございます。 それは良しとして、最近の奇行が、朝ごはんを食べる、お風呂場に直行、床の水を飲む、というもの。 以前にも書いたのですが、そのときは、全く脈絡なくお風呂場に行って飲んでおりました。 ですので、扉を閉めるよう心がけていたのですが、忘れてしまうこともしばしば。 お風呂上がりは冷水で室内全体をきれいに洗い流してから出る、ということも、kittyがもし飲んでしまったとき

猫は液体

毎朝、毎晩、僕はぐいぐいと身体を伸ばして、元は柔らかくない身体の柔軟性の維持に努めているのですが、そんな僕の隣で、ぴしっとバレエダンサーのように足を伸ばして毛繕いしたり、大事なところを綺麗にするために数字の4の逆さまポーズを取ったり、僕がこの先いくら努力しようともたどり着けないような柔軟性を見せつけてきます。 負けず嫌いなのか? そんなことをkittyに思うこともありますが、kittyに話しかけるときは、多くの場合、自分に話しかけているときでございます。 毎日ストレッチ