出来れば一日一枚。描くということ。

いつの頃からか、一日一枚は何かしら絵を描き続けている。時間があれば一日何枚も描くこともある。出来れば着彩まで。時間がなければ着彩だけ後日にしたりも。

何を描こうか考えることも楽しいけれど、あまりそこに時間を使い過ぎると、描く時間が無くなってしまう。そんな時の為に、描きたいものの候補をストックもしてある。

本当は旅に出たい。旅先でスケッチしたい。
でもこのご時世それが難しいので、行ってみたい所や、きれいな写真からスケッチすることを楽しんできた。自宅の窓から見える風景も、近所をお散歩した時も、何かしら描いてきた。

noteという、いつでも言葉を置いておける場所を持ったことは、心のよりどころとして、とても大きいと感じている。

でも自分の中にあるもの、その全てが言葉に収まるとは思っておらず、きっとその言葉からはみ出た部分が、スケッチすることで消化・・・いや、大袈裟なようだけど昇華出来ているのではと思っている。

頭の中や心の内を、直接絵にしようというのではなくて。
言葉と、言葉以外のもの。
その両方を持つことが、とてもいい塩梅に心身に働いていると感じるのだ。
noteを始める以前の自分と比べて、頭も心も、格段にスッキリしている。

noteはクリエイターさんの集まりなので、皆そんなことは当たり前のようにしているのかもしれないけれど、凡人の自分にとっては、自分でそれに気付けたことが大きい。

同じくらい刺繍もしたいけど、外では出来ないのでどうしても出来る時間が制限される。
音楽も、いつでもどこでも演れるわけじゃない。
スケッチなら、どこででも出来る。

これからまた忙しくなっていくので、毎日描き続けることは難しいのかもしれないけど・・・、でもボチボチとでも続けていこう。

言葉と、言葉以外のもの。
ちゃんと両手に持っていよう。