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かわいさだけじゃないよね

こんにちは。最近SNS上で話題の、あるアニメを観て、どハマりしている透明人間です。

今回は、そのアニメについて語ろうかなと思います。


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ご存知の方も、そうでない方もいらっしゃるかもしれません。『PUI PUI モルカー』という、羊毛フェルトでできたモルモット風のパペットが登場するアニメに私は絶賛ハマり中です。

テレビ東京系で毎週火曜日朝7:30〜放送されている番組で、モルモットのような見た目をしたモルカーたちが主人公です。1週間ほど前に、様々なサブスクにて配信が開始されましたよね!

1話あたり約3分という短さで、キャラクターたちのセリフはなく、子どもから大人まで広く楽しめる作品です。

この作品、もうすでにたくさんの方に愛されていることは言うまでもないのですが、多くの人が指摘しているように単なるかわいらしいアニメ作品ではない、ということを私も感じました。

信号無視や銀行強盗、といった日常的かつ社会性のあるテーマを取り扱うことも多く、観ていくうちに視聴者はモルカーたちの性格や、その背景にある問題をうっすらと感じ取ることができます。

時にはシリアスに、時にはギャグタッチに描かれているので、ちくっとした社会風刺があっても嫌味になるどころか、最後にはクスッと笑えたり気分爽快になるオチが待っています。

この作品はれっきとした社会派作品だ!と仰っている方もいるようですが、私にはそれが本筋とも思えません。

放送されている時間帯から見ても、老若男女が殺伐としている朝の時間帯に癒しを提供しつつ、ちょっとした問題提起ができるように、という意図で製作されたのではないでしょうか。

これを観た子どもたちは社会のルールや道徳を学ぶことができますし、逆に大人たちはハッとさせられることもあるでしょう。

モルカーたちのように、みんなが助け合って、平和でハッピーな世の中に。そんな願いが込められているのだろうと推測します。

あれ?結構堅苦しい文面になってしまったような気がしなくもないですが、私が最高にこのアニメを推したいポイントは、ほっこりした世界観と細部にまで及んだ丁寧な作り込み、そしてどんな人にも理解できる「あるある」が、密かに存在していること。

1話あたり約3分と、かなり短い時間でスピーディーな展開が繰り広げられるので、飽きやすい方にもちょうどいいと思います。

ちなみに、推しモルカーはまだ決まっていません。箱推しと言ったらいいのでしょうか、みんなかわいいです。まとまりがなくなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。






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