【想いを綴るVol 43:氷と棘】

映画「アナと雪の女王」の中で語られるセリフがあります。
『頭に刺さった氷をとるのは簡単だが、心に刺さった氷は難しい』

RADWIMPSの楽曲「針と棘」の中で歌われているのは次のような歌詞です。
『言葉の針を 抜いてください
心の棘を 剥いてください
あなたの愛に みつめられて
それを麻酔に 剥いてください』

私たちは、生きていると、時に冷たく鋭い言葉で心に氷や針、棘が刺さってしまう事があります。この氷や針は刺さったままの状態であると、時々痛みを思い出したり苦しみをぶり返したりしてしまいます。

心に刺さった氷や棘。
大切なポイントは2つであると思います。

1つは、刺さっている氷や棘は、溶かしたり抜いたりしてあげる事が出来るという事です。
抜いたり溶かしたりする瞬間だけは、どうしてもちょっとだけ痛みを感じてしまうかもしれません。でも、必ず抜けます。溶かしてあげる事が出来ます。

アナと雪の女王では、心の氷を溶かすのは真実の愛と言われ、姉妹愛という真実の愛が描かれています。
愛をきちんと感じ、相手の言葉を素直に受け入れる事が出来れば必ずうまくいきます。

もう1つは、刺さっているだけで、心自体に大きな傷が残っているわけでは無いという事。
刺さっているものを丁寧に溶かしたり抜いたりしてあげる事が出来れば必ず痛くなくなり、悲しみや苦しみは消えて無くなります。

傷や痛みが残るわけでは無いので、安心して、刺さっている氷や棘の話をして下さい。ゆっくり丁寧に溶かします。必ず抜いてみせます。

あなたの笑顔が見られるためなら何でもします。いつも勇気を出して色々な話をしてくれて本当にありがとう。必ず力になるので、どんなに小さな事でも良いので吐き出してください。

世界で一番愛しています。
愛おしい人の笑顔が見られる瞬間が何よりも幸せです。

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